学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
創・博前
時間割コード
Registration Code
3900206
科目区分
Course Category
専門科目(選択)
Specialized Courses
科目名 【日本語】
Course Title
創薬探索科学
科目名 【英語】
Course Title
Molecular & Cellular Search and Production of Bioactive Factors
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
人見 清隆 ○ 阿部 一啓
担当教員 【英語】
Instructor
HITOMI Kiyotaka ○ ABE Kazuhiro
単位数
Credits
1
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 2時限
Fall Wed 2
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
創薬科学において「探索科学」とは、単に創薬シーズを求める方法論のみでなく、何を科学的根拠に、何を対象として、どのように対象分子を求めるかを包括的に考えていくための学問です。実践的な融合教育として、生物科学と構造科学の二つの側面からこの学問領域の最新のトピックを学び、探索に関する創薬科学の基礎知識を得ることを目的とします。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
Taking advantage of the resources of this department, which includes research from multi-disciplinary fields such as organic chemistry, bioscience, structural biology, and pharmaceutical sciences, this course introduces fundamental and key technologies related to identification of drug targets based on basic chemical, biological, and pharmaceutical studies.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
探索科学に関わる基礎知識を習得しつつ、自らの修士論文研究に関連する内容を見つけて活かせるようにします。たとえ修士論文研究が探索的研究でなくとも、研究戦略の立て方や、創薬科学研究者としてシーズ探索の重要性を理解するとともに、様々な探索戦略に必要な基礎知識と実践的融合力としての専門力を身につけられるようにします。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本授業は二人の教員により以下の内容で構成されます。
1. ガイダンス(人見・阿部)
2. 創薬基盤研究のための構造解析技術(阿部)
3. 構造解析からの創薬シーズ探索の戦略(阿部)
4. 構造活性相関解析からの創薬機能分子デザイン(阿部)
5. 創薬基盤研究のための動物細胞発現システム(人見)
6. 様々な試験管内スクリーニング系(人見)
7. 探索に用いられるモデル動物(人見)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
学部レベルの生物科学の基礎知識を有することを前提とします・創薬生物科学や創薬構造科学
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)授業に基づいたレポート(各教員50点満点)を80%として授業での評価と合わせて総点で評価します。
(評価の基準)総点60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
授業の中でプリントを配布する
参考書
Reference Book
モデル生物(羊土社) 森脇和郎 監修ISBN978-4-7581-2047-0
The machinery of life (David S. Goodsell), ISBN 978-0-387-84924-9
PDB-101 (Protein Data Bankが提供する教育向けweb site)  https://pdb101.rcsb.org/
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
復習課題としてのレポートを課します。このレポートを書くにあたり、それぞれの修士論文の研究課題や研究を進めるうえでの戦略に有用となる内容は何かを、考えて下さい。また、予習課題としてはそれぞれの教員の講義冒頭に、全体の流れを説明するので、自身の研究課題に資すると思われる内容や興味を持った内容については、あらかじめ用語等を調べてください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業開講形態(対⾯・遠隔など)、使⽤ツール、遠隔授業(オンデマンド型)の場合の対⾯授業に相当する教育効果を確保するための措置(教員への質問⽅法、学⽣同⼠の意⾒交換の⽅法)は、 創薬HPをご覧ください。※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、NUCTの授業サイト又は創薬HPで案内します。

遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)

資料はあらかじめ入手できるようにする。発表および質問を含む討議はオンサイトと同様の習得効果が得られるようにする。