授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 十三經注疏『毛詩』の精読を通して、論理的な立論、証明の構築ができるようになることを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course mainly deals with the close reading of Shijing. This course aims to write a paper with logical constructions. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 仮説の立て方、立論の仕方、問題解決の方法論、証明の手順、論理的な記述ができるようになることを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業の内容: 1 十三經注疏『毛詩』を、「毛傳」、「鄭箋」、「毛詩正義」に依拠して精読する。 2 朱熹『詩集傳』を併用することにより、新注と旧注との異同も確認する。 以上を通じて、論理的思考のトレーニングを行う。 授業の方法: ①經文、毛傳、鄭箋、正義を読み、どのように議論が展開されているかを確認する。 ②注疏の整合性について議論する。 ③ディスカッションにおいて、論理的な立論と証明法の構築をトレーニングする。 ④争点について、必要な論文を参照し、先行研究を踏まえた上で自説を展開する。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 中国古典文の基礎的学力があること。 現代中国語ができること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 争点により適切な仮説の立て方、立論の仕方、問題解決の方法、証明の手順、論理的な記述ができるかどうかにより評価する。授業中の発言など30%、資料の提示など20%、期末の小論文50%で評価する。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 沅元『經籍籑詁』を辞書(義書)として活用することを勧める。 釋大典『詩語解』など、『漢語文典叢書』所収の日本江戸時代の漢語研究書の活用を勧める。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 演習参加に先だって、指示された箇所を予習すること。出典の確認をすること。演習後は、積み残された問題点や争点について論理的な考察をミニレポートとして準備すること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施する。ただし、三密が回避できない場合や今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。 対面を希望しない受講者にも十分配慮するので申し出てください。 |
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