学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
人文・博後
時間割コード
Registration Code
4031104
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
応用日本語学
科目名 【日本語】
Course Title
博士論文研究Ⅱb
科目名 【英語】
Course Title
PhD Thesis Seminar IIb
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAJ7004J
担当教員 【日本語】
Instructor
李 澤熊 ○
担当教員 【英語】
Instructor
LEE Tack ung ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 この講義では、現代日本語の類義語と多義語を取りあげ、具体例に基づきながら分析・考察する。


 
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this lecture is to analyze synonyms and polysemic words of Japanese.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
授業終了時には、学生が以下の能力を身につけていることを目標とする。
(1)意味論の専門知識を身につけることができる。
(2)意味分析の方法論について理解し、説明できる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本授業は、以下の内容で構成される。

1)~5)諸研究を踏まえて、以下の内容について講義を行う。
 ・現代日本語の意味論について
 ・類義語の分析方法
 ・助詞(相当句)について
 ・接続詞(接続表現)について
 

6)~10)諸研究を踏まえて、以下の内容について講義を行う。
 ・多義語の分析方法
 ・名詞の多義語分析
 ・動詞の多義語分析
 ・副詞の多義語分析

11)~15)
 ・クラス発表/討論会
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
研究生は受講不可
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への参加度(20%)、口頭発表(30%)、レポート(50%)
※欠席回数が多いと不可
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
 ※ハンドアウトを配布する。
 ※李澤熊(2020)『日本語の意味研究の新たな扉を開く― 意味分析の方法と実際 ―』、開拓社
参考書
Reference Book
国広哲弥 (1982) 『意味論の方法』、大修館書店.
国広哲弥 (1997) 『理想の国語辞典』、大修館書店.
国広哲弥・柴田武・長嶋善郎・山田進・浅野百合子 (1982) 『ことばの意味3 辞書に書いてないこと』、平凡社.
柴田武・国広哲弥・長嶋善郎・山田進 (1976) 『ことばの意味1 辞書に書いてないこと』、平凡社.
柴田武・国広哲弥・長嶋善郎・山田進・浅野百合子 (1979) 『ことばの意味2 辞書に書いてないこと』、平凡社.
籾山洋介 (2002) 『認知意味論のしくみ』(シリーズ・日本語のしくみを探る)、研究社出版.
籾山洋介 (2021)『〈例解〉日本語の多義語研究 認知言語学の視点から』、大修館書店.

国立国語研究所(1978,1981)『日本語の文法 上・下』
高見健一(2011)『受身と使役』開拓社
高橋太郎(2003)『動詞九章』ひつじ書房
仁田義雄(2007)『日本語の文法カテゴリーをめぐって』ひつじ書房
仁田義雄(2010)『日本語文法の記述的研究を求めて』ひつじ書房
日本語記述文法研究会編(2003~2010)『現代日本語文法①~⑥』くろしお出版
野田尚史(1996)『「は」と「が」』くろしお出版
宮島達夫・仁田義雄(編)(1995)『日本語類義表現の文法 上・下』くろしお出版
森篤嗣・庵功雄(2011)『日本語文法教育のための多様なアプローチ』ひつじ書房
森田良行(2002)『日本語文法の発想』ひつじ書房
村田美穂子編(2005)『文法の時間』至文堂
 その他の参考文献は、必要に応じて授業中に紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業中取り上げる課題については、事前に先行研究を読んで、予習しておくこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施する。ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はNUCTで周知する。