学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博後
時間割コード
Registration Code
4301390
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
憲法研究ⅠB
科目名 【英語】
Course Title
Studies in Constitutional Law ⅠB
担当教員 【日本語】
Instructor
大河内 美紀 ○ 齋藤 一久 本 秀紀
担当教員 【英語】
Instructor
OKOCHI Minori ○ SAITO Kazuhisa MOTO Hidenori
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 水曜日 1時限
秋 水曜日 2時限
Fall Wed 1
Fall Wed 2
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
演習
Seminar


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
「憲法の歴史と理論」

1.憲法学界の理論動向に対応してその典型的な論点を取り上げ、内外の文献を対象として精査することを目的とする。
2.あわせて憲法専攻者の修士・博士学位論文の中間的検討を行うことも目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course is designed to provide students with knowledge of the contemporary constitutional theory and opportunity to present a draft of master or doctor thesis.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1.現代憲法学の理論的蓄積と到達点を把握することができる。
2.自己の研究課題について、集団的検討が受けられる。
3.以上を通じて、研究能力および総合的問題処理能力の涵養を図る。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Through the course, students will be able to:
1) grasp the theoretical accumulation and achievement of contemporary constitutional law.
2) receive group discussions on one's own research project.
3) through the above, cultivate research skills and comprehensive problem-solving abilities.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
最初の授業時に、今期の演習の内容とスケジュールを協議する。通例は、各回の報告を受講者に割り当て、憲法学の理論動向や自己の研究に関する研究報告の後、参加者全員で討議する。
具体的な進行は以下のとおり。

1:ガイダンス/全1回(予定)
本演習の目的を明らかにするとともに、文献リストから憲法学の理論動向を概観する。また、2回目以降の報告内容・担当者について協議する。

2:研究報告/全7回(14コマ)(予定)
2コマを1回として研究報告を行なう。研究報告には以下の内容が含まれる。
(1)学界の理論動向に対応してその典型的な論点を取り上げ、内外の文献を対象として精査する。
(2)憲法専攻者の修士・博士学位論文の中間的検討を行う。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件:とくにないが、主体的に研究する意欲のある院生の参加を希望する。
法学部の専門科目で憲法を学修していない者は、学部の憲法関連科目を並行して履修することが望ましい。
「憲法研究ⅠA」と「憲法研究ⅠB」とは一体的に構成される演習科目であり、春学期・秋学期を通じて両科目を受講することを想定している。半期のみ受講希望の場合は、担当教員と相談すること。
関連する科目:憲法基礎研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲなど。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
成績評価の方法:報告内容(50点)と討論への参加態度など(50点)を総合的に評価する。
*2020年度以後の入学者:2020年度以降の入学者:59点以下をF(不合格)、60~64点をC-、65点〜69点をC、70~79点をB、80~94点をA、95~100点をA+とする。
*2019年度以前の入学者:総合点59点以下をF(不合格)、60~69点をC、70~79点をB、80~100点をAとする。
合格の基準:憲法学の基礎的な力を身につけるための授業での活動に積極的・能動的に参画できる。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じて適宜指示する。
参考書
Reference Book
各回の報告者から指示される。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各回の報告者から必読文献が指示されるので、それを読んだ上で、憲法学上の課題について予め検討してくること。
注意事項
Notice for Students
大学院の演習なので、毎回出席することは当然の前提である。無断(または合理的理由のない)欠席および遅刻は、減点の対象となるので注意すること。
なお、本授業は隔週2コマの形で開講されるので、初回の打ち合わせに必ず出席してスケジュールを確認すること。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
2022年度については、法学研究科の授業実施方針に従って開講形態を考える(法学研究科ウェブサイトの該当箇所を参照。頻繁に更新される可能性があるので、日々留意すること)。現在のところ、基本的にはzoomを用いた遠隔授業を予定しているが、受講者の希望に応じて、対面での授業を行うこともありうる(その場合でも、希望者には遠隔での参加を保証する)。
授業実施に関するその他の事項も含めて、随時NUCTを通じて連絡するので、注意すること。
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions