学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
法・博後
時間割コード
Registration Code
4302200
科目区分
Course Category
法学研究科開講科目
Courses Offered by the Graduate School of Law
科目名 【日本語】
Course Title
研究方法論Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Academic Writing Ⅰ
担当教員 【日本語】
Instructor
藤本 亮 ○
担当教員 【英語】
Instructor
FUJIMOTO Akira ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 2時限
Fall Thu 2
対象学年
Year
1年
1
授業形態
Course style
講義
Lecture


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では,日本語での研究論文(修士論文)を執筆するための基本的な研究技法や作法を学び,研究論文の執筆は,概ね,テーマ設定(問題意識),先行研究や資料のリサーチ,論文で取り組む課題設定,論文の構成の構想,執筆,推敲というステップで進みます。これらの各ステップの間をなんどもいったりきたりして,論文はようやく完成するのです。そして,それぞれのステップで,自分のしていることをきちんと言語化した上で,研究指導を受けることは大切です。この授業では,テーマ設定に始まり,リサーチを進めながら,論文の課題を設定して,それを説明するペーパーをまとめます(リサーチ・ペーパー)。その中で,リサーチの方法,資料等の整理の仕方,論文執筆の作法(リファレンスや引用・参照の取扱等を含む)を身につけていきます。このような技法的側面については研究分野によって異なる面もありますので,それも踏まえて学習していきます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
In this course, you will learn fundamental research techniques and manners for writing your master’s thesis. The steps in writing academic paper are generally selecting theme, research of the existing studies, setting tasks in your paper, organizing chapters, writing and proof reading. In each step, it is very important to putting into words what you are doing when you ask your supervisor’s advice. Following the steps you will write a short paper which explains your theme and tasks. In that research paper, you will learn the skills for doing research, organizing materials collected, academic writing styles (references, quote, and so on,) with the consideration of the differences among the fields of studies.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
基本的な研究技法・作法にのっとり,問題意識に沿ったリサーチを踏まえた論文の課題が設定できる能力を身につけます。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回 授業の説明
第2回 判例の仕組み
第3回 法令の仕組み
第4-5回 文献資料の種類と検索の仕方
第6-7回 課題として検索した研究関連文献リストから取捨選択するための読み方と整理の仕方
第8-9回 論文の問題設定、対象、方法等を適切に読み取る
第10-11回 個別の学術論文を研究状況の中でどのように位置づける
第12回 研究計画の構造
第13-15回 研究計画概要の段階を追っての執筆とコメント
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件なし。
総合法政専攻国際法政コースで日本語で修士論文を執筆する院生は必修。その他のコースの日本語で修士論文を執筆する院生には履修が強く推奨される。
関連する科目は「研究方法論I」「研究方法論II」「特殊講義・法令判例の探索と活用」
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
成績の評価は、講義の場で行うプレゼンテーション(比率50%)とレポート(50%)によって行い、全体で60%以上の得点でもって合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
個別の教科書は指定しない。ただし、授業進行と学生の理解状況をふまえて「教科書」として個別図書を指定する必要が生じた場合には購入のための十分な時間的余裕をもって別途指示する。
参考書
Reference Book
講義中に必要な参考書は紹介し,適宜、必要な資料を配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
指定文献の読了と毎週の課題を確実にこなすこと
注意事項
Notice for Students
・日本語で修論を書く留学生のみ受講可
・無断欠席は厳禁です。やむを得ず欠席する場合は事前に担当教員に連絡してください。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
基本的には対面遠隔併用授業として実施します。遠隔のみの授業の場合は、授業担当教員の指示に従ってください。対面の場合の講義室一覧については、名古屋大学大学院法学研究科ホームページの「NEWS ニュース」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/
The courses are held as hybrid classes employing both face-to-face and remote teaching methods basically. If a course will be held by remote teaching methods only, please follow the instructor's directions. List of lecture rooms for face-to-face methods will be posted in the "News" of the homepage of the Graduate School of Law.
URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
遠隔授業は基本的にはNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、NUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員が「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。)
Remote classes are conducted via NUCT basically. Questions to instructors should be asked using the NUCT "Message" function.
Student discussions will be conducted using the NUCT "Message" function. (If the instructor has added the "Forum" function, the "Forum" can also be used.)
Follow your instructor's directions if your instructor has any other directions