学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
医・博後
時間割コード
Registration Code
5822056
科目名 【日本語】
Course Title
生体防御情報科学特講演習
科目名 【英語】
Course Title
Specialized Studies on Host Defense Sciences
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
担当教員 【日本語】
Instructor
川部 勤 ○ 佐藤 光夫 川村 久美子
担当教員 【英語】
Instructor
KAWABE Tsutomu ○ SATO Mitsuo KAWAMURA Kumiko
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
必修・選択
Required / Selected
選択


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
生体防御機構に関連する最新の文献を講読し,適切な部署において関連する実習を行い,教員と討論することにより研究を進めるための知識・技術を習得する。研究の結果については文献的な考察のもとで議論検討することで科学的論理性を涵養し、その結果について独創性を備えた視点から思索を行う。既知の分子の遺伝子・蛋白レベルでの統合された情報をもとにして標的とする分子が実際の生体内で病変形成にいかに関わるかを解明する。実習を通して臨床検査学のさまざまな局面や問題点を倫理的な側面をも考慮して研究する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help participants acquire the necessary skills and knowledge needed to achieve a better performance in their research. Based on the new literature about the mechanisms of host defense, participants learn practical techniques and discuss with faculty. Results on each participant’s experiment are discussed with bibliographic consideration to develop a strong foundation in scientific logic. During this discussion, participants speculate about their original research. Through the integrated information of known molecules at the gene and protein levels, participants elucidate the role of the targeted molecules in vivo to the formation of the lesions. This course also introduces the many aspects and difficulties of Laboratory Sciences with ethical concerns.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
生体防御機構に関連する最新の文献情報をもとに議論しながら研究を進めるための知識・技術が習得できる。
研究の結果については文献的な考察のもとで議論検討することができる。
実習を通して臨床検査学のさまざまな局面や問題点を倫理的な側面に言及できる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1. アレルギー疾患の病態の理解と標的分子に対する新しい検査・治療法
2. 腫瘍生物学の基礎的な実験手法とコンパニオン診断薬
3. 薬剤耐性グラム陰性桿菌の疫学と検査
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件:原則学部時代に「免疫学」「微生物学」「分子生物学」を、また前期課程で「生体防御情報科学特論」の講義を履修した学生。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
与えられた課題に対するアプローチの方法、手法についての理解の正確性、結果についての考察力を評価する。さまざまな分子の遺伝子・蛋白レベルでの情報の統合力をもとに、豊かな想像力と使命感を持って課題を解説、報告する能力を評価する。
Grading will be decided based on the constructed thesis and their presentation.
教科書・テキスト
Textbook
特になし。
参考書
Reference Book
特になし。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
予めテーマが周知されている場合には関連する論文や教科書、参考図書などして調べておくこと。授業後に教科書や参考図書の該当する関連部分を読んで知識を深めておく。講義の中で重要な事項については、まとめることにより学んだ知識を復習し、より確実にする。課題は自主学習用ではあるが、発表やレポートとして提出する場合もある。
授業の進め方
How to proceed with the class
テーマならびにアプローチ方法について十分に検討し、研究を遂行する。得られた結果についてさらに研究を進めるために十分教員と議論・検討をする。1週間の結果についてはセミナーで研究室員に報告し、データの共有を行う。
注意事項
Notice for Students
学部生時代に学ぶ「免疫学」「微生物学」「腫瘍生物学」などの分子レベルの生物学が確実に理解されていることが大前提であり、不果実な場合には、講義内容の理解は困難となる。
本授業に関する参照Webページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
学部生時代に学ぶ「免疫学」「微生物学」「腫瘍生物学」などの分子レベルの生物学が理解できていないと講義は難解なものとなる。
使用言語
Language(s) for Instruction & Discussion
日英併用
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則対面で行うが、状況によっては遠隔講義。遠隔講の場合には担当教員によりオンデマンド型か同時双方向型(ライブオンライン)の講義として開講し、後者の場合はTeamsもしくはZoomを用います。詳細については開講前にNUCTから「お知らせ」として周知しますので、よく読んで対応してください。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)