授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 国際的視野をもち、優れた法的専門能力を備えた法曹となるためには欠かせない国際法の基礎知識を「国際法Ⅱ」と合わせて修得できるようにするとともに、「国際法Ⅱ」および「国際法研究Ⅲ」と合わせることによって司法試験の選択科目「国際関係法(公法系)」にも十分対応できるようにすることを目的として、この授業では、武力行使の規制や国際的な裁判制度、国内の外国人等に対する管轄権ないし裁判権に関する国際法を主に取り上げます。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | (1) この授業で取り上げるさまざまな分野の国際法について、その歴史的展開や判例の動向と合わせて、基礎知識を修得する。
(2) 国際法が国内法(日本法)とどのように関わっているかを理解し、国際的視野から法的思考ができるようになる。
(3) 国内法(日本法)とはその社会基盤が大きく異なる国際法を学ぶことにより、バランスの取れた法的専門能力を身につける。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1.[4月12日]法科大学院における国際法の学び方
2.[4月19日]武力行使に関する国際法(1)
3.[4月26日]武力行使に関する国際法(2)
4.[5月10日]武力行使に関する国際法(3)
5.[5月17日]国際的な刑事裁判制度
6.[5月24日]紛争解決のための国家間裁判制度(1)
7.[5月28日(土)]紛争解決のための国家間裁判制度(2)
8.[5月31日]外国人の扱いに関する国際法
9.[6月7日]投資家の保護に関する国際法
10.[6月14日]国際人権法(1)
11.[6月21日]国際人権法(2)
12.[6月28日]外交関係法(1)
13.[7月5日]外交関係法(2)
14.[7月12日]主権免除(国家免除)
15.[7月19日]国家承認
16. 期末レポート
授業の内容や構成は、授業の進行状況などに照らして、適宜変更する可能性がありますので、TKCシステムを随時参照してください。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ・「国際法Ⅱ」と合わせて履修することを強く推奨します。
・「外国人と法」(3年次配当)の履修を推奨します。
・展開・先端科目の単位として認定される法学研究科(総合法政専攻)開講科目の「国際法研究Ⅲ」(国際法判例研究)については、下の注意事項をご覧ください。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | (1) 期末レポート 70%
(2) 口頭での発問に対する受け答え・討論への参加 30%
により、目標達成度を評価します。
成績評価(合否判定および成績の区分)は、 名古屋大学法科大学院が教育課程方針に基づいて策定した評価基準に従って行います。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 浅田正彦編『国際法(第5版)』(東信堂、2022年3月発行予定) |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 事前に教科書の該当箇所を読むとともに、TKCシステムに掲載する資料に目を通して参照条文等を確認した上で授業に出席し、授業後は、期末レポートに向けて復習しておいてください。 |
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注意事項 Notice for Students | | 「国際法研究Ⅲ」(国際法判例研究)では、法科大学院の「国際法Ⅰ」および「国際法Ⅱ」で十分に取り上げることができなかったものを含む重要な国際法判例について検討します。これまで「国際法研究Ⅲ」は秋学期に開講してきましたが、2023年度以降は春学期に開講することを予定しており、時間割についても相談に応じます。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 授業開講形態(対面遠隔併用で実施する授業一覧)は、名古屋大学法科大学院ホームページの「News」に掲載します。URL:https://www.law.nagoya-u.ac.jp/ls/
※履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TKCシステム又はNUCTの授業サイトで案内します。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | 遠隔授業はTKCシステム又はNUCTで行う。教員への質問方法、学生同士の意見交換の方法は次のとおりとする。なお、教員より別の指示がある場合は、その指示に従うこと。
・教員への質問は、TKCシステム又はNUCT機能「メッセージ」により行うこと。
・授業に関する受講学生間の意見交換は、TKCシステム又はNUCT機能「メッセージ」により行うこと。
(※担当教員がNUCTの「フォーラム」機能を追加設定した場合は「フォーラム」も利用可。) |
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