授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義は、国際取引法のほか、国際私法の対象範囲のうち、準拠法選択(各論)を取り上げ、その基本的知識を提供するとともに、関連する重要裁判例の意義や位置付け、問題点等について議論することを通じ、国際的な民事紛争解決に関する基本的な思考力を養成することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | (1)準拠法選択(各論)及び国際取引法についての基礎的知識を習得すること。
(2)準拠法選択(各論)及び国際取引法に関する裁判例・学説につき、十分に理解し、また問題点を批判することが出来るようになること。
(3)今後生じ得る国際的な民事紛争に関し、抵触法上どのような点が問題となるか、また、どのような結論が導かれるかを考えることが出来るようになること。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本講義では、準拠法選択(各論)及び国際取引法につき、その基本的知識を提供し、また、関連する重要裁判例を取り上げ、その意義や位置付け、問題点等について議論する。最初に、前回講義のテーマに関する下級審裁判例等の検討(復習課題)を行った上で、当日のテーマに関する基本的な事項を概説し、重要裁判例(予習課題)についての議論に入る。受講生には、教科書や裁判例、評釈等を読み、予習課題及び前回講義の復習課題の質問について予め考えてくることが要求される。
※講義日はTKCシステムを参照のこと。
第1回 婚姻
第2回 離婚
第3回 親子1
第4回 親子2
第5回 相続・遺言
第6回 自然人・法人
第7回 契約1
第8回 契約2
第9回 不法行為
第10回 物権
第11回 債権譲渡等
第12回 知的財産権
第13回 国際取引法1:国際取引と統一法
第14回 国際取引法2:国際売買
第15回 国際取引法3:国際運送・国際支払
第16回 期末試験・講評 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 国際的な民事紛争の全体像を把握するためには、「国際私法I」を履修していることが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 平常点(20点)及び期末試験(80点)による。平常点では、授業中の発言に見られる到達目標(1)及び(2)の点の理解の程度により評価する。なお、理由なく欠席した場合には減点する(4回以上欠席した者には単位を認めない)。期末試験においては、(1)及び(2)の点はもとより、(3)の点についても評価するため、授業で取り上げなかった応用的事例や論点についても批判的に論評する力が試される。総合点60点以上を合格とする。成績評価(合否判定及び成績の区分)は、名古屋大学法科大学院が教育課程方針に基づいて策定した評価基準に従って行う。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 中西康=北澤安紀=横溝大=林貴美『国際私法[第2版]』(有斐閣・2018年) |
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参考書 Reference Book | | ・道垣内正人=櫻田嘉章編『ロースクール国際私法・国際民事手続法〔第3版〕』(有斐閣・2012年)
・道垣内正人=中西康編『国際私法判例百選[第3版](別冊ジュリ256号)』(有斐閣・2021年)
・櫻田嘉章=道垣内正人編『注釈国際私法(第1巻・第2巻)』(有斐閣・2011年)
その他の参考文献については、初回講義にて指示する。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業テーマに関連する教科書を読むとともに、レジュメに目を通し、指定された裁判例及びその評釈を読んだ上で、レジュメに挙げられた質問について考えてくること。 |
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注意事項 Notice for Students | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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