時間割コード
Registration Code
0011413
科目区分
Course Category
基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】
Course Title
基礎セミナー
科目名 【英語】
Course Title
First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ(基礎セミナーのみ)
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
化学でひもとくニセ科学
担当教員 【日本語】
Instructor
伊藤 英人 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ITO Hideto ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 月曜日 4時限
I Mon 4


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
少人数のセミナーの形式で,大学で学び研究するための最も基本的なスキル(コモン・ベーシック)としての読み(文献調査,考察,検討),書き(まとめ,報告書作成),話す(討論,発表)を中心とした多面的な知的トレーニングを行います。さらに「知の探究のプロセス」と「学問の面白さ」を学び,自立的学習能力を身につけることを目的としています。教員の研究分野に応じて多様なテーマが用意されています。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
This course is conducted in the form of a seminar with small groups.We will provide multifaceted intellectual training focused on reading (literature research, consideration, examination), writing (summary, report writing), and speaking (discussion, presentation) as the most basic skills (common basic) for learning and studying at university.Through this, our goal is to learn the "process of knowledge exploration" and "the fun of learning" and to acquire the independent learning ability.A wide various of themes are prepared according to the research field of the instructors.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
「化学でひもとくニセ科学」と題し、現代社会に蔓延している疑似科学(ニセ科学)を題材として、特に化学的な視点からその内容について議論する。科学リテラシーなどについても考え、科学的な根拠から何がもっともらしく何が不適切なのかを見極める力を養う。同時に、他人にわかりやすく説明するための資料作成や発表スキルを養うことを目標とする。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
教科書
Textbook
必要に応じて授業で示す。
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
図書館の利用、パソコンを用いたレポート作成、プレゼンテーション(パワーポイント)の作成など。定期的に、ニセ科学に関する事例の調査やレポート課題を課す。最終的にニセ科学に関する個人発表のパワーポントファイル作成などを課す。詳細は授業で示す。
注意事項
Notice for Students
*調査活動、共同作業、グループ討論に積極的に参加することが望ましい。
*授業中は質問や議論の時間を多く設けるているため、積極的な発言を期待する。
*対面授業を基本とするが、状況によってはzoom/teamsなどビデオ会議アプリによる遠隔授業も実施する可能性がある。
*自宅にインターネット環境とPC(デスクトップPC、ノートPC、iPadなどのタブレット)があり、PCにはword、powerpointなどの資料作成ツールがインストールされていること。
*zoomやteamsなどのオンライン会議アプリケーションを使用できること
*TACT(旧NUCT)もほぼ毎週利用します。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
ギジカ.com 〜疑似科学を科学的に考える
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
水素水、マイナスイオン、ゲルマニウム、デトックス、ダイエット関連商品、インチキ健康法などに代表されるように、ニセ科学、怪しい科学、一人歩きしてしまった科学は私たちの身の回りに溢れかえっています。有名人を巻き込んだあやしい誇大広告、〇〇水、ナノ〇〇、プラズマ〇〇、など目を引く謎の名前や化学物質などもあります。逆に食品添加物と聞いて中身を確認せずにアレルギー反応を示す人々や有機栽培の野菜だから安心と信じている人々もいます。みなさんは自分で何が科学的に正しくて何が間違っている(あるいは不適切)か判断することができるでしょうか?多くの営利目的の企業が手を変え品を変え名前を変えてニセ科学と疑わしき商品を売り出している現状、残念ながら少なくとも騙されている人々は常に一定数存在します。もちろん、占い、ホラー、宇宙人、オカルト、超常現象など、人生を楽しむ上で有益な疑似科学やまだよくわかっていない科学なども多く存在します。これらについて、一緒に調査して議論してみませんか?それぞれの疑似科学には何かしらルーツがあり、例えば使われている化学物質や物理現象などがわかれば本当に効果が期待できるのか私たちでも判断することができます。特にニセ科学の例として、化学にまつわる商品やサプリメントなど身近な例が数多く存在します。みなさんの知っている面白おかしいニセ科学を披露しあって、科学的かつ化学的な観点から一緒に議論を深めましょう。
(2020年度は新型コロナウィルスによる完全遠隔授業でしたが、zoomを使ってリアルタイムの双方向授業を実施しました。インターネットサイト閲覧、動画視聴、PCを使った授業スライド表示がメインとなる本授業の特徴上、問題なく効率的に授業実施が行えました。2023年度は原則対面授業を基本としながらも、適宜インターネット、PCを活用して授業を行う予定です。状況によりzoom/teamsによる遠隔授業も行う可能性があります。)
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。