時間割コード
Registration Code
0012507
科目区分
Course Category
基礎セミナー
First Year Seminar
科目名 【日本語】
Course Title
基礎セミナー
科目名 【英語】
Course Title
First Year Seminar
使用言語
Language Used in the Course
日本語
テーマ(基礎セミナーのみ)
Theme of First Year Seminar(First Year Seminar Only)
蛋白質化学および酵素化学
担当教員 【日本語】
Instructor
荘司 長三 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SHOJI Osami ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 火曜日 5時限
I Tue 5


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。
自然界にはどのような酵素(生体触媒)が存在するのか、我々の生活にどのように関連するのか、また、どのように利用されているのかなどを学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
The purpose of this class is to introduce first-year students into university education and acquire independent learning abilities. As basic academic ability and skills, improve reading, writing, and speaking abilities, and learn the importance of learning by yourself.Learn what enzymes (biocatalysts) exist in nature, how they relate to our lives, and how they are used.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
自ら設定する対象酵素や蛋白質に関するプレゼンテーションの資料作成や発表、質疑応答などを通じて、化学的な視点で酵素や蛋白質を眺めて、現象を理解できることを目標とする。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
The goal of this class is to understand enzymes or proteins from a chemical point of view, through the preparation of oral presentation and questions and answers about the target enzyme and protein.
教科書
Textbook
ヴォート生化学(東京化学同人)
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
プレゼンテーション資料の作成、化学構造式を描くアプリケーションの使用方の習得、PDBデータバンクのWebで蛋白質の構造を見るやり方の習得など。
注意事項
Notice for Students
本セミナーでは、化学構造を描くアプリケーションのインストールと使い方、蛋白質の結晶構造を見る方法などを紹介しますので、ノートパソコンを持っていることが望ましいです。(無くても受講可)
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
日本蛋白質構造データバンク
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
Courses designed to develop students' capabilities in the basic disciplines of reading, writing, and speaking through wide-ranging intellectual training and to help students learn both how to pursue truth and how interesting such an activity can be.

我々の生活の中には、酵素が関連する商品や酵素を使って作られている商品が多くあり、酵素の力無くして、現在の豊かな生活はできないといっても過言ではありません。酵素は、一般的に、常温、常圧の温和な条件で機能するので、化学工場で行われている物質変換をすべて酵素を利用した反応に置き換えることができれば、高温高圧に耐えうる反応装置の必要がなくなるだけでなく、反応系の温度を高温に保つためにエネルギーを消費する必要が無いので、あらゆる面で、環境に配慮した物質変換が可能になります。自然界には、多様な酵素が存在し、それぞれの酵素の役割も多彩です。酵素の特徴は、酵素を構成する蛋白質のアミノ酸配列により決められ、これらに微量の金属元素などが加わると更に多様な反応を行うことができるようになります。こういった酵素の反応を化学の視点から眺めて理解することで、酵素の無限の可能性をうまく引き出し、我々の生活に役立つ物質変換や酵素自体の利用法を生み出すことができると考えています。我々の生活に関連する酵素を調べることを入口として酵素を学び、その利用法を考える過程で、本来の生体内での酵素の機能を学んでいきたいと思います。
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-2)対面授業科目(一部遠隔:オンデマンドあり)
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。