学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
学部
時間割コード
Registration Code
0013205
科目名 【日本語】
Course Title
法学
科目名 【英語】
Course Title
Law
使用言語
Language Used in the Course
日本語
担当教員 【日本語】
Instructor
松中 学 ○
担当教員 【英語】
Instructor
MATSUNAKA Manabu ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅰ 水曜日 2時限
I Wed 2


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course [JPN]
この授業の目的は、自分が法律の素人だと認識し、法律の世界の考え方やお作法を「体験」してみるとともに、できれば少し身につけてもらうことにある。
この授業を受講しても、法律家になる素地ができるわけでも、実際に自分の身に起きる問題を自ら解決できるようになるわけでもない。この授業は、教養科目の1つとして、自分の専門ではない分野の存在を理解し、そうした分野に対する接し方を掴んでもらうのが狙いである。優れた教科書を使うため、ある程度は身近な問題についての法的知識も付くことは期待できる。しかし、主な狙いは、教科書に即して具体的な法ルールを扱うことを通じて、一般的な常識や直観と対立することもある法律家の考え方をとりあげる点にある。これは、法学という分野の存在とその考え方の特色を理解すること目標としている。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course [ENG]
Even though this course is held only in Japanese, I'm required to write the purpose of this course in English here. Do I have to obey the instruction? What if I don't? This course aims to encourage students to come up with this kind of questions and to consider purpose of law instead of taking it as granted superficially.
授業の達成目標 【日本語】
Objectives of the Course [JPN]
より具体的には、次の(1)(2)を最低限の目標とし、(3)を次のステップの目標としている。
(1)自らが法律の素人であることを自覚する。
(2)法律の問題に関して、一般的な常識や自分の直観と対立する考え方が採用されている場合は往々にして合理的な理由があり、まずは自分を疑うべきであることを理解する。
(3)そうはいっても、法律家の考え方にもバリエーションがあり、支配的な考え方ですら疑うことも可能である。また、実際に常に更新されてきている。そのため、非専門家がどのように法律の専門家の考えを疑えばよいのかについてとっかかりを身につける。
最後に、これらを通じて、法学の世界に関心を持ってもらい、各自の専門にも活かす、あるいは将来法律に関する話題や議論に接したときに今までは異なる姿勢でより深く、多面的な考え方をとる基礎となれば何よりである。
授業の達成目標 【英語】
Objectives of the Course [ENG]
教科書
Textbook
山下純司・深町晋也・高橋信行『学生生活の法学入門』(弘文堂、2019)ISBN 978-4-335-35698-8
課外学修等
Study Load (Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回、教科書を読み、教員から提示された質問への解答を出してもらう。このための準備時間を考慮して授業のスケジュールを説明するので、準備に追われる心配はない。
注意事項
Notice for Students
・名古屋大学ID・パスワードを確認しておくこと。
・追加履修の希望は、初回授業の2日前までに氏名、学籍番号、学部・学年、履修を希望する科目を明記したメールを受信した場合に限って認める対象とする。ただし、人数等の理由から、適切が連絡があった場合でも認めないことがある。
本授業に関するWebページ
Reference website for this Course
担当教員からのメッセージ
Message from the Instructor
実務経験のある教員等による授業科目(大学等における修学の支援に関する法律施行規則に基づくもの)
Courses taught by Instructors with practical experience
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用
対面授業の場合の講義室は、時間割B表(名大ポータル>教養教育院ページ掲載)を確認すること。