授業の目的及びねらい Goals of the Course | | 現代日本の教育制度・教育行政・学校経営について,その骨格となる基本原理や歴史的経緯を理解するとともに,学校制度,教育課程,教員制度,国と地方の教育行政に関する基本的事項を知り,歴史的・国際的観点に立って教育制度の今日的課題について考察する力を獲得する。また,学校経営,学校安全,地域連携などについて,その制度原理と実践の在り方を知る。 |
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授業内容 Course Content / Plan | | 1.子どもの実態からみる日本の学校制度
2.近代公教育制度の成立と展開
3.教育を受ける権利の保障(1)―義務教育概念の検討―
4.教育を受ける権利の保障(2)―教育の無償性と修学支援―
5.子どもの学習権保障と一般人権(1)―懲戒と体罰―
6.子どもの学習権保障と一般人権(2)―校則・いじめ・虐待―
7.学校の安全と事故防止
8.教員の職務と身分保障
9.学校づくりと教育課程(1)―教育課程・教科書法制の基本的枠組み―
10.学校づくりと教育課程(2)―地域に根ざす教育課程づくり―
11.学校の福祉的機能と地域連携
12.学校の設置・管理と教育行政
13.国の教育政策と教育行政
14.今日の教育問題と教育改革
15.教育制度をめぐる諸問題と課題の考察
レポート |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業期間中に提出する小レポート(40%)と,期末に提出するレポート(60%)により評価する。
WとFの判断基準:授業を6回以上欠席した場合,及び11月末までに所定の方法により履修を取りさげた場合は「W」とする。上記の成績評価にもとづき,「本授業の目的及びねらい」について習得できていないと認めるときは「F」とする。 |
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教科書 Textbook | | 井深雄二・大橋基博・中嶋哲彦・川口洋誉『テキスト教育と教育行政』(勁草書房,2015年)。
石井拓児『学校づくりの概念・思想・戦略―教育における直接責任性原理の探究―』(春風社,2021年)。 |
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参考書等 Reference Book | | 『教育小六法』2023年版(学陽書房)。
資料を作成し配布する。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 全ての授業回について対面での実施を原則とするが、新型コロナウイルスの感染状況や受講生の個別の事情をふまえながらハイブリットを併用する場合がある。 |
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