授業の目的及びねらい Goals of the Course | | <到達目標>中等教育段階において学習指導要領を基準として教育課程が果たす役割や意義について理解し,説明ができる。また,各校の実情に応じてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を説明できる。
<テーマ>教育課程の編成の原理、・方法とカリキュラム・マネジメントの実際 |
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授業内容 Course Content / Plan | | 教育課程の意義と編成方法について学ぶことを目的とする。生徒の人格的発達を保障するという教育の目的が,学習指導要領を通して学校の現場でどのように計画され,実践されているのかを具体的に検討していく。本講義は,教育課程について理論と実践の両観点から多面的・多角的に考察することによって,各学校の教育課程の意義や編成原理・方法やカリキュラム・マネジメントの重要性などを学ぶ。
第1回:学校における教育課程の役割…学習指導要領の性格や位置づけを理解する
第2回:学校における教育課程の機能…「社会に開かれた教育課程」の意味と意義について理解する
第3回:学校における教育課程の意義…学習指導要領の改訂の変遷や社会的背景を理解する
第4回:教育課程編成の原理…基本的な編成原理を教育の目的論の観点から理解する
第5回:教育課程編成の方法…教科横断的・学校間横断的な教育内容について理解する
第6回:教育課程編成の工夫…具体的な指導計画を検討することを通して工夫の実際を理解する
第7回:カリキュラム・マネジメントの意義…カリキュラム・マネジメントの意味と意義について理解する
第8回:授業改善・学校改善 及び 定期試験…学習評価・学校評価を通した教育活動の改善の必要性について理解する |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 講義内容の理解のための期末試験 50% 各回で取り組むワーク 50% を総合して実施する。
WとFの判断基準:3回以上授業を欠席した場合及び期末試験を欠席した場合を「W」と扱い,これ以外はA+,A,B,C,C-,F(2020年度以降入学者)あるいはS・A・B・C・F(2019年度以前入学者)のいずれかの評価とする。 |
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教科書 Textbook | | 文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則編』
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 総則編』は必読である。 |
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参考書等 Reference Book | | 文部科学省『幼稚園教育要領』,文部科学省『小学校学習指導要領』
初回の講義時に参考文献一覧を別途配付する。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | すべての授業回について対面で実施することを予定するが、状況によって変更することもある。 |
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