時間割コード
Registration Code
0044582
科目名
Course Title
道徳教育の理論と実践
担当教員
Instructor
丹下 悠史 ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
Ⅳ 木曜日 5時限
IV Thu 5
対象学年
Year
理・農2年


授業の目的及びねらい
Goals of the Course
道徳教育の歴史や教科化の理念を理解させるとともに,道徳性の発達理論や授業理論をもとに今,求められている「考え,議論する道徳」の授業の在り方を考える。さらに,学習指導案の作成や模擬授業を通して,教育現場における道徳の時間の指導の在り方について体感的に学ばせる。
授業内容
Course Content / Plan
1.オリエンテーション,道徳教育とは AL:私にとって道徳教育とは
2.学校教育における道徳的課題と解決法 AL:「いじめ問題」をどう取り上げるか
3.道徳教育の歴史 AL:「いのちの教育」をどう進めるか
4.子どもの心の成長と道徳性の発達 AL:「情報モラル」をどう学ばせるか
5.道徳科のねらいと指導計画(高等学校を含む) AL:「問題解決型」の授業とは
6.道徳教育の授業理念 AL:「モラルジレンマ」の授業とは
7.「考え,議論する道徳」とは AL:授業ビデオの視聴と分析Ⅰ(小学校)
8.教材の収集と開発 AL:授業ビデオの視聴と分析Ⅱ(中学校)
9.多様な考え方を表出させる発問の工夫 AL:発問を考えるⅠ
10.道徳教育における評価 AL:発問を考えるⅡ
11.読み物教材を用いた授業 AL:指導案の作成
12.視聴覚教材を用いた授業 AL:指導案の検討
13.授業実践例の分析(小学校例) AL:模擬授業(読み物教材を使って)
14.授業実践例の分析(中学校例) AL:模擬授業(視聴覚教材を使って)
15.道徳的課題の解決法の見直し AL:学びの振り返り 定期試験
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への取組状況(30%),小レポート・指導案(30%),定期試験(40%)

WとFの判断基準:履修取り下げ制度を採用し,履修登録修正期間後,11月末までに所定の方法により届け出た者は「W」と扱う。これ以外は,A+,A,B,C,C-,F(2020年度以降入学者)あるいはS・A・B・C・F(2019年度以前入学者)のいずれかの評価とする。
教科書
Textbook
なし。授業内で配布する資料をもとに実施する。
参考書等
Reference Book
文部科学省(2018)『中学校学習指導要領(平成29年告示)』東山書房(ISBN:978-4827815580)
文部科学省(2018)『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別の教科道徳編』教育出版(ISBN:978-4316300849)
文部科学省(2018)『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』東山書房(ISBN:978-4827815672)
(上記は全てインターネットでダウンロード可。)
授業開講形態等
Lecture format, etc.
ハイブリッドで実施する。
受講生は参加形態を対面/遠隔から選択できる
ただし指定する特定の回では、全員対面もしくは全員遠隔で参加することとする。該当する回は授業の中で連絡する。