授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 日本語文体史上の重要文献である『今昔物語集』を実際に調査することにより、日本語史、特に文体の歴史について学んでいく。 また、コーパスや辞書(古辞書も含む)、先行研究などの使用方法を身につけ、口頭発表、討論の方法、論文作成などの能力を磨くことも目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aims of this course are to help students acquire the skills and proficiency needed for historical study on Japanese. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・和漢混淆文という文体の特徴について理解する。 ・日本語史の研究方法を身につける。 ・日本語に関する発表、討論、論文作成の能力を身につける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 発表者は、『今昔物語集』の中から一つの話を選んで担当し、その担当箇所について、諸本の注釈や関連説話などの比較対照を行った上で、興味を持った事項についての調査結果を報告する。 発表者以外の受講生も、当日の発表箇所について、各自の専門や興味関心に沿って準備し、話題提供できるようにしておく。 毎回の授業は、発表者の報告をもとに全員で討論する形ですすめていく。
第1回:ガイダンス、具体的な演習の進め方についての説明 第2回:担当箇所の決定 第3回〜第15回:担当者による発表と、その内容についての討論 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 発表内容(40%)、授業中の発言(30%)、学期末論文(30%) 以上を総合して、60点以上を合格とします。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 『今昔物語集』 使用するテキストについてはガイダンスで指示する。 |
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参考書 Reference Book | | 小峯和昭編(2003)『今昔物語集を学ぶ人のために』世界思想社 山口仲美(2018)『山口仲美著作集③ 言葉から迫る平安文学3 説話・今昔物語集』風間書房 その他、授業の中で紹介していく。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業前:発表者は発表の準備と発表資料の作成、また発表者以外も、発表で扱われる部分について、自分の興味・関心に即して調べておくこと。 授業後:発表者は授業中の指摘をふまえて、追加の調査を行い、学期末論文作成の準備を行う。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 演習なので、履修取り下げは認められないが、最終レポートを提出しない場合は「欠席」とする。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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