学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0121309
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
日本文学
科目名 【日本語】
Course Title
日本文学講義Ⅲa
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Japanese Literature IIIIa
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMJA3011J
担当教員 【日本語】
Instructor
伊藤 伸江 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ITO Nobue ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 2時限
Fall Thu 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中一種・国語、高一種・国語(国文学)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
和歌・連歌文学研究


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
日本文学の真髄である和歌・連歌について学び、その表現と理論、特質を理解することで、人間の心と行為を洞察する。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to learn Waka and Renga,the soul of Japanese culture, to understand expressions,theory,and specific character of it,and consequently to penetrate into human minds and acts.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
日本文学の中で、様々に発展変化していった韻文の様態を理解し、韻文と散文との関係を、物語取の和歌や、紀行文や随筆のような散文中の和歌などを通して考察し、理論化する。韻文の技法の知識に習熟し、的確な鑑賞ができるようになり、韻文とそこに内包される思想を理解できるようになる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
韻文とそこに内包される思想に関して下記のような内容を講義する予定。

1中世歌人とその和歌(第一回〜第六回)
①京極為兼・伏見院・花園院の和歌を理解し、神道思想・仏教思想と和歌との関係性をとらえる
②正徹を中心に応永・永享期の和歌、歌論・歌学をとらえる

2中世連歌の様態と表現(第七回〜第十四回)
①心敬の連歌と連歌論

3まとめ・評価(第十五回)
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要しない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
各々の授業に対する取り組みの姿勢、理解度、到達度を出席などではかり(30パーセント)、和歌・連歌の鑑賞能力の達成度、和歌・連歌文学と理論に対する洞察の深さと総合的な理解度を期末試験ではかる(70パーセント)。
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
授業においてプリントを配布する予定。
参考書
Reference Book
講義の際に適宜指示する。
久保田淳『藤原定家全歌集上・下』(ちくま学芸文庫)
岩佐美代子『京極派和歌の研究』『京極派歌人の研究』(笠間書院)
木藤才蔵『連歌史論考上・下 増補改訂版』(明治書院)
伊藤伸江・奥田勲『心敬連歌 訳注と研究』(笠間書院)
https://ito-okuda-kaken.jimdo.com
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
和歌技法に関して、各種入門書、研究書に目を通し、復習しておくこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用しない。期末試験を受験しなかった者は「欠席」とする。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-1)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向あり)ただし今後の感染状況によって変更の可能性がある。詳細はTACTで周知する。