学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0121614
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
ドイツ語ドイツ文学
科目名 【日本語】
Course Title
ドイツ文学演習Ⅱa
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on German Literature IIa
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGL3018J
担当教員 【日本語】
Instructor
安川 晴基 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YASUKAWA Haruki ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 火曜日 3時限
Spring Tue 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
ドイツ語圏の翻訳論(1)


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
ドイツ文学の原典講読を通じて、高度なドイツ語読解力を培うとともに、ドイツ語圏の文学・文化・思想についての理解を深めます。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students read and understand literary and philosophical texts in German.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この演習を通じて、文学的・哲学的内容のドイツ語文献を、自ら読み解く力を身につけます。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
ドイツ文学は翻訳から始まりました。つまり、今日のドイツ語圏の文学言語の礎となったのは、ルター訳聖書のドイツ語でした。以後、さまざまな言語からの翻訳を通じで、ドイツ語文学は、豊かになっていきました。
この事情に相伴うようにして、ドイツ語圏では、多くの作家・思想家・学者(彼らは同時に翻訳者でもありました)が、「翻訳」という営みそれ自体の意義や目的を問うてきました。そうして、一種独特の翻訳論の系譜が、ドイツ語圏には生まれました。

この演習では、翻訳論に関するドイツ語の概説書から、ドイツ語圏の翻訳論の系譜について述べられた章を抜粋して、精読します。読むのは次の文献です。
Friedmar Apel/Annette Kopetzki, Literarische Übersetzung, 2.Aufl., Stuttgart 2003, Kap. IV (S.71ff.)

また、そこで扱われている代表的な思想家・著述家の文章も、適宜、紹介します。それらの1次資料に触れて、「翻訳」という営みについて何が問題となってきたのか、どのような提案がなされてきたのか、具体的なイメージを得ます。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
初級ドイツ語を履修していること。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業内の議論への参加度(30%)、授業内の発表の成績(70%)により総合的に評価します。
60点以上を合格とします。
履修取り下げの際は、申し出てください。申し出がなく、欠席が5回以上の場合、評価は「F」とします。 
教科書・テキスト
Textbook
プリントを配布します。
参考書
Reference Book
・三ツ木道夫『翻訳の思想史:近現代ドイツの翻訳論研究』晃洋社、2011年
・三ツ木道夫(編訳)『思想としての翻訳」白水社、2008年
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
テクストの予習、精読。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)