授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 第1の目的:ドイツ語の能力を高めることである。題材としては、ミュージカル『エリザベート』の歌詞を用い、文法や使われている表現について学んでいく。 第2の目的:ミュージカル『エリザベート』はもちろんフィクションではあるが、時代的な背景や物語の題材は史実に基づいたものであるので、実際の歴史的、文化的背景を確認しつつ、そこに描かれている19世紀〜20世紀のドイツ、オーストリアを中心とするドイツ語圏の歴史、政治や文化、風習などの背景がどのようなものであったのかをミュージカルの中からピックアップして学んでいく。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | In this course, students will develop their ability to use German by reading Lyrics of the musical “Elisabeth”. In addition to improving their language skills, students will learn about the history, cultures and ways of life in the 19th-century in Germany and Austria by watching the musical “Elisabeth”. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | まず、歌詞に見られる文法事項について、初級レベルの文法を身につけ、また、歌詞に出てくる慣用句・熟語や特定の言い回しなどを習得し、それらをベースにドイツ語の運用能力を高めることを目標とする。 また、19世紀〜20世紀のドイツ、オーストリアを中心とするドイツ語圏の歴史、政治や文化、風習などの背景に触れ、知見を深めていくことも目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 授業では、歌詞の中から文法項目を拾い上げ、文法事項を学ぶ。あくまでも復習(確認)となるので、すでにある程度の文法項目を学習していることが望ましいが、文法事項については初歩的なところから説明していくので、初級レベルの文法が学習してあれば受講に問題はない。 授業では、歌詞を読み解いていくが、上に書いたように、その都度ドイツ語の文法項目を復習し、特有の言い回しなどについても勉強する。また、DVD, CDを適宜、視聴する。 秋学期の授業では、第2幕を読み進めていく予定。初回にイントロダクションとして、授業の概要と、日本語版のミュージカル『エリザベート』の第2幕を鑑賞し、おおよその内容を確認する。第2回目〜第14回目は、以下の中から毎回1〜2のLyricを取り上げ、ドイツ語の学習とその背景について勉強していく。最終回には、ドイツ語の理解の確認をするとともに、授業で学んだ背景をもとに、ドイツ語版のミュージカル『エリザベート』の第2幕を鑑賞する。 以下に、ACT2(第2幕)で取り上げる歌(歌詞/詩)を挙げておく。なお、ミュージカルで歌われるすべての歌を取り上げるというわけではない。また、授業で取り上げる歌詞の順番については必ずしもこの通りではない(授業の進行に合わせて構成する)。
„Elisabeth das Musical“, Lyrics 1. Kitsch 2. Éljen 3. Wenn ich tanzen will 4. Mama, wo bist du? 5. Sie ist verrückt 6. Nichts, Nichts, Gar Nichts 7. Wir oder sie 8. Nur kein Genieren 9. Die letzte Chance 10. Zwischen Traum und Wirklichkeit 11. Streit Mutter und Sohn 12. Die rastlosen Jahre 13. Jagd 14. Streit Vater und Sohn 15. Hass 16. Die Schatten werden länger 17. Die Verschwörung 18. Wie du 19. Wenn ich dein Spiegel wär 20. Rudolf, wo bist du? 21. Mein neues Sortiment 22. Boote in der Nacht 23. Am Deck der sinkenden Welt 24. Der Schleier fällt |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 初級文法程度が理解できることが望ましい。目安としては、Goethe Zertifikat A1-A2(CEFRで定めるところのA1-A2程度)、ドイツ語検定試験4級取得程度。なお資格を取得している必要はない。初級文法を履修済みであれば可。ドイツ語がまったくできない学生は履修できない。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 評価は、課題(歌詞の読解)および出欠、授業中の態度、積極的な発言や討論への参加度、レポートなどに基づいて行う。 1) 読解:毎回予習をしてきているかどうか、歌詞について、文法や表現をきちんと理解したかどうか→40%(100点満点で40点) 2)授業:やむを得ない場合を除き授業に出席し、積極的に発言をし、ディスカッショにも参加したかどうか→20%(100点満点で20点) 3) レポート:授業で学んだ事柄について理解でき、さらに発展させてまとめることができているかどうか→40%(100点満点で40点) 4) 以上を基準として評価し、60%(100点満点で60点)以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 毎回配布されるプリント(歌詞)について各自予習(読解)をしておくこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | A-1)対面授業科目(対面のみ)。ただし場合によってはオンラインとなることもある。 |
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