学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0121913
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
哲学
科目名 【日本語】
Course Title
西洋哲学史演習Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on the History of Occidental Philosophy I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMPH3011O
担当教員 【日本語】
Instructor
鈴木 真 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SUZUKI Makoto ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 月曜日 3時限
Spring Mon 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
相対主義と構成主義の批判的検討


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
テキストの読解と批判を通じて相対主義と構成主義について哲学的に考察するのが目的です。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students to acquire the knowledge of philosophical debates on relativism and constructivism, and to form their own view on this subject.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では、相対主義と構成主義にまつわる哲学的議論を理解し、この主題について自分の見解をもてるようになることを到達目標とします。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
各学生は授業で扱うテキストのパートを事前に読んできます。授業内では、不明な点や疑問点について確認したのち、立場や議論を検討していきます。

【授業計画(予定)】 
第1回  Preface, Ch. 1 Introduction
第2回  Ch. 2 The Social Construction of Knowledge
第3回  Ch. 2 The Social Construction of Knowledge つづき
第4回  Ch. 3 Constructing the Facts
第5回  Ch. 3 Constructing the Facts つづき
第6回  Ch. 4 Relativizing the Facts
第7回  Ch. 4 Relativizing the Facts つづき
第8回  Ch. 5 Epistemic Relativism Defended
第9回 Ch. 5 Epistemic Relativism Defended つづき
第10回 Ch. 6 Epistemic Relativism Rejected
第11回 Ch. 6 Epistemic Relativism Rejected つづき
第12回 Ch. 7 The Paradox Resolved
第13回 Ch. 7 The Paradox Resolved つづき
第14回 Ch. 8 Epistemic Reasons and the Explanation of Belief
第15回 Ch. 8 Epistemic Reasons and the Explanation of Belief つづき, Epilogue
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
英語が読めて議論の理屈を追えないと履修は難しくなりますが、他専門・他学部の人の履修も歓迎します。
これまでに哲学についての科目を受講していると、この授業の理解がより容易になるでしょう。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
【方法】(A)平常の授業への取り組み(事前の読後レポートの出来栄えと授業における議論への参加)と、(B)期末レポートの出来ばえ、の二つを合算して評価します。(A)は70パーセント、(B)は30パーセントとして算入します。

【基準】(1)テキストの内容についてきちんと考えて読後レポートを書いたうえで授業に積極的に参加できているか、(2)期末レポートにおいて相対主義と構成主義に関わる概念や議論を正確に理解したうえで自分の見解を擁護できてているか、という2点について、到達度を評価します。

60点以上を合格とします。
教科書・テキスト
Textbook
Boghossian, Paul (2007) Fear of Knowledge: Against Relativism and Constructivism
*本書は名古屋大学の電子図書となっています。
参考書
Reference Book
参照文献については、授業内で紹介します。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
各回の授業で扱うテキストの該当箇所を授業前に読んで考えてくる必要があります。

本授業では最後に期末レポートを課しますが、この課題は相対主義と構成主義に関わる論争におけるトピックの一つについて自分の見解を述べて擁護するというものです。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用)