授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | サンスクリット語はインドをはじめとする南アジアで紀元前から用いられている言語であり、南アジアの古典的な思想や文化を研究するには、まずこれを習得しなければならない。また、インド・ヨーロッパ諸語のうち最も古い言語のひとつであり、古典文献学や言語学を学ぶ上でも興味深い言語であろう。この科目は、サンスクリット語の最初の一歩からはじめて、基本的な文法をマスターすることを目的としている。インド文化学入門演習bと連続する科目であり、両方履修することが望ましい。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course aims at learning elementary grammar of Sanskrit. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | サンスクリット語の基本的な文法事項を理解する。ただし、ひととおりの初等文法を学び終えるにはインド文化学入門演習bも履修する必要があり、この授業では文法事項の3分の2ほどが学習し終わる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回:デーヴァナーガリー文字(母音) 第2回:デーヴァナーガリー文字(子音) 第3回:第1種動詞の直説法現在、名詞の変化(1) 第4回:連声法 第5回:名詞の変化(2) 第6回:直説法未完了過去 第7回:名詞の変化(3) 第8回:代名詞(1) 第9回:代名詞(2) 第10回:願望法 第11回:命令法 第12回:限定複合語 第13回:所有複合語 第14回:その他の複合語 第15回:まとめ
インドの思想や文化を学びたい学生はもちろんのこと、比較言語学やパーニニ文法に関心のある言語学の学生、最近ヨガにはまっているひと、或いは大学でなんとなく珍しい言語をやってみたくなったひとなど、どんな動機での履修も歓迎である。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 専攻生のみ。他の研究室の学生は「サンスクリット語a」を履修してください。 インド文化学入門演習bと連続する科目であり、両方履修することが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 出席と毎週の宿題(活用の暗記と練習問題)が50%、期末試験が50%で評価します。得点60%以上で合格。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 辻直四郎校閲、鎧淳訳『J. ゴンダ:サンスクリット語初等文法』春秋社、1989年。 George L. Hart. A Rapid Sanskrit Method. Delhi: Motilal Banarsidass, 2000. 洋書の方は事前に購入する必要はありません。 |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | サンスクリット語は超難解と言われているが、きわめて理路整然とした言語であり、暗記事項は多いがそれほど難解ではない。ただし語学は、ただ授業に出席して話を聞いているだけではマスターできない。暗記事項をしっかり頭に入れていかないと着いてこられなくなるので、課題と復習を念入りに行うこと。それさえできれば、きっと、サンスクリット語を読み書きできるようになるはずである。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。期末試験を受けなければ履修を取り下げたものとみなします。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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