授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | ドイツ語で書かれた歴史学の論文を精読することにより、学術的なドイツ語論文の読解力を向上させ、歴史学研究の方法を修得する。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this class is to improve the competence of German language and to foster the deeper understanding of historical methods through reading monographs written in German. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業を通して、学術的なドイツ語表現を修得し、論文の構成を理解する。歴史学に関する最新の知見に触れることで、研究のためのテーマ設定に活用する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 第1回 ガイダンス 授業の進め方について
第2回から第15回は、次の注意事項をもとに、選定したドイツ語のテキストの全文を受講者全員で輪読して進める。 ①ドイツ語のテキストを音読し、訳出する。 ②多義的な単語や慣用句に関しては、その都度全員で意味を確認する。独和辞典を手元に準備してくること。 ③人名や出来事などの固有な事柄に関しては、担当する受講生が事前に意味を調べてくることが望ましい。 ④文法上難解な部分やドイツ史やドイツに固有の事柄に関しては、適時解説を加える。 ⑤受講生からの質問にも随時応答していく。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | ドイツ語の基礎知識およびドイツ語圏の地域の歴史に関する基礎知識を有していることが望ましい。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 以下の4点を総合して評価を出すこととする。 ①一つの論文を受講者全員で輪読するので、予習したうえで出席することと、適切に訳出することが求められる。 ②毎回の授業時間内に、テキストの音読・訳出から、ドイツ語の読解能力や内容に対する理解力をはかる。 ③学期の初めから継続して文章を読み続けることで、読解能力や理解力がどの程度向上したかを判断する。 ④論文を通読するため、以前出てきた固有名詞や慣用句を、再出時以降は正しく訳出する、つまり毎回出席するだけではなく、その内容についても把握してそれ以降の予習に役立てる姿勢があるかを確認する。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | Susanne Brandt, Reklamefahren zur Hölle oder Pilgerreisen? Schlachtfeldtourismus zur Westfront von 1914 bis heute, in: Tourismus Journal, 7-1 (2002), S. 107-124. 該当箇所を複写して配布するので、購入する必要はない。 |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | テキストについて、ドイツ語の単語の意味や発音、文法に加えて、固有の人名や出来事などを調べる。 注に挙げられている事柄についても、固有の人名や出来事が記載してあれば調べ、参考文献が挙げられている場合はそれらについてもできる限り調べる。 また、日本語として意味が通るかどうかをきちんと考えて訳出するよう心掛ける。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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