授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 人文学の知の伝統を踏まえて、ヘレニズム史の諸問題を検討することにより、人間への洞察力を涵養する。この講義を履修することにより、ヘレニズム文明の世界に触れ、その歴史についての基礎的な知識を得ることができる。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The primary aim of this course is to make an overview of the history of Ptolemaic Egypt from its foundation after the expedition of Alexander the Great to the fall of the empire in the reign of Cleopatra VII. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ヘレニズム時代のエジプト史についての基礎的な知識とその根拠を明らかにするための方法論を身につけます。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | プトレマイオス朝エジプト史の研究
1.プトレマイオス朝エジプト史研究への招待 2.エジプトの景観と環境 3.プトレマイオス朝研究の史資料 4.アコリス遺跡の考古学 5.後継者戦争の時代 6.プトレマイオス1世とプトレマイオス朝の成立 7.クレールーコイとファイユームの社会 8.ヘルモポリスのカトイコイ・ヒッペイスによる奉納碑文 9.南部大反乱とエジプト在地社会 10.ドリュトンの家族文書集積 11.ケファラスの子ディオニュシオスの家族文書集積(1) 12.ケファラスの子ディオニュシオスの家族文書集積(2) 13.ヘルモポリスと在地の軍隊 14.前1世紀末のエジプトと軍隊 15.まとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 古代ギリシアとエジプトの文化、とりわけ異文化交流の歴史に関心を持っていること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業へのコメント(30%)、自宅での課題学習(20%)、定期試験の成績(50%)を総合的に評価する。 100点満点で、60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 周藤芳幸『ナイル世界のヘレニズム エジプトとギリシアの遭遇』名古屋大学出版会(2014) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義の際に指示する課題に自宅で取り組むこと。また、配布した史料は、自宅で精読してください。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-2)対面授業科目(一部遠隔:オンデマンドあり) |
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