授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 初期ネーデルラント美術に関する基礎知識と、芸術に関わるテキストを読み解き、イメージと比較分析する能力を養う。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course aims to obtain knowledge on early Netherlandish art and to cultivate skills to understand various texts on art and to compare with images. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | テキスト・イメージ分析に必要な基礎能力を修得する。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | カーレル・ファン・マンデル「北方画家列伝」(『絵画の書』第四書)は、ネーデルラントを代表する画家たちを幅広く取り上げ、彼らの生涯と作品について、緻密に記述している。ルネサンス期から近世に西欧諸国で記された画家列伝の中でも、重要な位置を占めている大著である。本学期は第一部「古の画家たちの伝記」を取り上げ、ネーデルラントと周縁諸国の代表的な画家たちの伝記を紹介しつつ、テキストに記されている事柄と歴史的事実、実際の作品を比較する。芸術に関わるテキストを読解する能力と、記述された内容と実際の作品を比較分析する能力を養う。
【授業計画】 1.カーレル・ファン・マンデルと北方画家列伝 2.ファン・エイク兄弟の伝記1 3.ファン・エイク兄弟の伝記2 4.ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの伝記 5.ヒューホ・ファン・デル・フースの伝記 6.近世初期の様々な画家について 7.ディルク・バウツの伝記 8.ヒエロニムス・ボッスの伝記 9.ピーテル・ブリューゲルの伝記 10.クエンティン・マセイスの伝記 11.ヨアヒム・パティニールの伝記 12.ヤン・ホッサールトの伝記 13.アルブレヒト・デューラの伝記 14.ハンス・ホルバインの伝記 15.「北方画家列伝」が示す画家像 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 期末レポート60%、平常点とコメントペーパー40% |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 尾崎彰宏、幸福輝、廣川暁生、深谷訓子編著『カーレル・ファン・マンデル「北方画家列伝」注解』、中央公論美術出版、2014年。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | TACTで事前に配布する講義資料に目を通し、用語や疑問点を確認すること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 有。:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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