授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 西洋の古代から近代までの風景表現の歴史をたどることを通じて、人間の外界認識や人間と自然との関係の変容、風景画ジャンルの成立と展開についての理解を深める。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Through tracing the history of Western landscape expression from ancient to modern times, we will deepen our understanding of man's perception of the outside world, the transformation of the relationship between man and nature, and the establishment and development of the landscape painting genre. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 風景表現の特徴からおおよその制作時代を予想し、人間と自然との関係、表現の背後にある芸文思潮等について自らの言葉で説明できるようになる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 西洋における風景表現の成立と展開
1 イントロダクション 2 古代 3 中世 4 中世末期 5 初期ルネサンス 6 16世紀北方 7 16世紀イタリア 8 17世紀イタリア 9 17世紀北方 10 英雄的風景の系譜 11 牧歌的風景の系譜 12 写実的風景の系譜 13 心象の風景 14 近代日本美術と風景 15 まとめ ※風景画を考える上で重要なテキストを事前に配布する。 授業の前半でそれらを順次講読・詳解しつつ、後半で各界のテーマに風景画について講義を行う。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 50%:毎回の理解度と積極的な受講態度をリアクションペーパー等から評価 50%:理解度確認テスト |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | クラーク『風景画論』(ちくま学芸文庫)、ラングミュア『風景画』ありな書房、越宏一『風景画の出現』岩波書店、山梨俊夫編『風景画 : 自然との対話と共感』集英社、小針由紀隆『ローマが風景になったとき : 西欧近代風景画の誕生』春秋社、『ドイツ・ロマン派風景画論 : 新しい風景画への模索』三元社 M.Andrews, Landscape and Western art, Oxford; Landscape Painting in the Netherlands(https://www.metmuseum.org/toah/hd/lpnd/hd_lpnd.htm); The Transformation of Landscape Painting in France(https://www.metmuseum.org/toah/hd/lafr/hd_lafr.htm) . |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 予習:百科事典等の風景画の項目に目を通しておくこと。事前に配布する風景画テキストに目を通しておくこと。 復習:授業で取り上げた作家、作品についてインターネット等で関連作品を探し、理解を深めること。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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