授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | ○先史時代の生業(衣食住)および社会に関わる分野を中心に、研究の学史的整理と課題、現在の研究成果について理解する。 ○縄文時代の範囲を中心に、レプリカや実物を用いつつ文字情報だけではないモノから情報を引き出す技術とともに、自然科学分析の成果について学ぶ。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students acquire the occupation and society in Jomon neolithic culture. It also enhances the development of students’ skill in theory about the restoration from an ancient material. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ○縄文文化とその社会の多様性についての知識を習得する。 ○東日本地域を中心とした縄文文化における特質と、東アジアにおける位置づけを理解し説明できる能力を身に付ける。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 本講義は理論、文化、社会の三部構成で構成される。
① オリエンテーションと本講義の枠組み、大学での研究への入口 ② 考古学の研究法(1)資料の種類と特徴について ③ 考古学の研究法(2)編年研究、生業研究、そして学融合的研究 ④ 自然環境の変遷と縄文時代の始まり ⑤ 縄文時代の食料獲得戦略 (1)食料採集活動1 採集活動の復元法と野生植物質食料の種類 ⑥ 縄文時代の食料獲得戦略 (1)食料採集活動2 植物の加工法とその展開 ⑦ 縄文時代の食料獲得戦略 (2)狩猟活動1 捕獲の対象と範囲 ⑧ 縄文時代の食料獲得戦略 (2)狩猟活動2 狩猟技術の種類とその発展 ⑨ 縄文時代の食料獲得戦略 (3)漁労活動 漁労の対象と捕獲技術、漁労の範囲 ⑩ 狩猟採集社会をとりまく課題(1)縄文人の一生1 誕生と人生儀礼、精神文化 ⑪ 狩猟採集社会をとりまく課題(2)縄文人の一生2 縄文人の形質と婚姻 ⑫ 狩猟採集社会をとりまく課題(3)縄文人の一生3 縄文の衣服と装身具 ⑬ 狩猟採集社会をとりまく課題(4)縄文人の一生4 縄文社会の構造と死生観、葬送 ⑭ 狩猟採集社会をとりまく課題(5)縄文人の住居と集落、領域 ⑮ 狩猟採集社会をとりまく課題(6)縄文人の交流と流通 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への積極的な取り組み30%、試験70%。 総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。 試験については、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 谷口 康浩 2019『入門 縄文時代の考古学』同成社 勅使河原 彰2021『縄文時代を知るための110問題』新泉社 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 比較的専門的な内容を含みますので、用語などについては、講義の都度整理しておくことを望みます。 考古学に触れる(感じる)機会を大切にしたい。したがって、博物館や遺跡、考古学に関する話題(マスコミなど)について、関心を持って現地に赴き、情報を得ておきたい。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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