学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122718
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
考古学
科目名 【日本語】
Course Title
考古学講義Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Archaeology I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMAR3009J
担当教員 【日本語】
Instructor
上條 信彦 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KAMIJIU Nobuhiko ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋集中 その他 その他
Intensive(Fall) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
先史考古学の基礎


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
○先史時代の生業(衣食住)および社会に関わる分野を中心に、研究の学史的整理と課題、現在の研究成果について理解する。
○縄文時代の範囲を中心に、レプリカや実物を用いつつ文字情報だけではないモノから情報を引き出す技術とともに、自然科学分析の成果について学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The aim of this course is to help students acquire the occupation and society in Jomon neolithic culture. It also enhances the development of students’ skill in theory about the restoration from an ancient material.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
○縄文文化とその社会の多様性についての知識を習得する。
○東日本地域を中心とした縄文文化における特質と、東アジアにおける位置づけを理解し説明できる能力を身に付ける。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本講義は理論、文化、社会の三部構成で構成される。

① オリエンテーションと本講義の枠組み、大学での研究への入口
② 考古学の研究法(1)資料の種類と特徴について
③ 考古学の研究法(2)編年研究、生業研究、そして学融合的研究
④ 自然環境の変遷と縄文時代の始まり
⑤ 縄文時代の食料獲得戦略 (1)食料採集活動1 採集活動の復元法と野生植物質食料の種類
⑥  縄文時代の食料獲得戦略 (1)食料採集活動2 植物の加工法とその展開
⑦ 縄文時代の食料獲得戦略 (2)狩猟活動1 捕獲の対象と範囲
⑧ 縄文時代の食料獲得戦略 (2)狩猟活動2 狩猟技術の種類とその発展
⑨ 縄文時代の食料獲得戦略 (3)漁労活動 漁労の対象と捕獲技術、漁労の範囲
⑩ 狩猟採集社会をとりまく課題(1)縄文人の一生1 誕生と人生儀礼、精神文化
⑪ 狩猟採集社会をとりまく課題(2)縄文人の一生2 縄文人の形質と婚姻
⑫ 狩猟採集社会をとりまく課題(3)縄文人の一生3 縄文の衣服と装身具
⑬ 狩猟採集社会をとりまく課題(4)縄文人の一生4 縄文社会の構造と死生観、葬送
⑭ 狩猟採集社会をとりまく課題(5)縄文人の住居と集落、領域
⑮ 狩猟採集社会をとりまく課題(6)縄文人の交流と流通
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
とくになし。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業への積極的な取り組み30%、試験70%。
総点で評価し、100点満点中60点以上を合格とする。
試験については、授業で扱った内容について正しく理解していることを合格の基準とする。
教科書・テキスト
Textbook
当教員が作成したプリントを授業中に配布する。
参考書
Reference Book
谷口 康浩 2019『入門 縄文時代の考古学』同成社
勅使河原 彰2021『縄文時代を知るための110問題』新泉社
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
比較的専門的な内容を含みますので、用語などについては、講義の都度整理しておくことを望みます。
考古学に触れる(感じる)機会を大切にしたい。したがって、博物館や遺跡、考古学に関する話題(マスコミなど)について、関心を持って現地に赴き、情報を得ておきたい。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)