授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | フィールドワークにおける「ファースト・コンタクト」を体験し、自ら五感を通じて得られた情報を言語化する作業の初歩を学ぶ。また、慣れ親しんだ環境とは異なる空間に身を置いて思考することの意義を考える。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to offer an opportunity of "first contact" in the "field" and getting experience of other cultures. It also enhances the development of students' basical skill in carrying out anthropological fieldwork. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・日頃慣れ親しんでいるのとは異なる「フィールド」空間に移動し、フィールドワークを体験してみる。 ・五感を総動員して体感した内容を、言語化して伝えることの可能性と限界を理解する。 ・三遠南信における中山間地域の地理的環境、人びとの暮らしと文化について理解を深める。 ・地域の資料館、博物館についての理解を深める。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 11月上旬または12月上旬に集中講義形式で実施するが、おおむね以下のような流れで進められる。
1、オリエンテーション 2、フィールド情報の収集(地理的情報、統計資料) 3、フィールド情報の収集(地域の暮らしと文化) 4、フィールド実習および三遠南信濃地域広域巡見(一泊二日) 5、報告会 6、総括と課題の検討 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 文化人類学分野・専門の学生を対象とします。本科目は、文化人類学入門演習Ⅱと連動して履修するように設計されています。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への取り組み(実習への参与度50%+報告の内容50%) 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 早川孝太郎、『花祭』、岡書院、1930年。 東栄町教育委員会(編)、『東栄町誌 伝統芸能編』、東栄町教育委員会、2004年。 豊根村教育委員会(編)、『豊根村誌 資料編2』、豊根村教育委員会、1991年。 山﨑一司、『「花祭」の意味するもの』、岩田書院、2015年。 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業時に配布された資料にはよく目を通しておくこと。 また、三遠南信地域の愛知県北設楽郡豊根村、東栄町、設楽町、長野県下伊那郡天龍村、阿南町、飯田市上村に関する情報について(観光情報も含めて)、日頃からニュースや新聞記事、SNS情報などで目にした場合は一読しておくとよい。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | 文化人類学分野・専門の学生を対象とする。野外実習の際の宿泊費(一泊二食付7円程度)および交通費の一部は受講者の自己負担となります。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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