学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0122817
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2021年度入学まで
教育プログラム・分野・専門等
Major
文化人類学
科目名 【日本語】
Course Title
文化人類学講読Ⅲ
科目名 【英語】
Course Title
Reading in Cultural Anthropology III
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCA3028J
担当教員 【日本語】
Instructor
吉田 早悠里 ○
担当教員 【英語】
Instructor
YOSHIDA Sayuri ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 月曜日 2時限
Fall Mon 2
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
3年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2021年度入学まで
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(日本史及び外国史)、
高一種・地歴(外国史)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
民族誌を読む


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
民族誌とは、文化人類学の研究の成果であるとともに、他者・自己と向き合い、他者・自己表象を可能にする技法でもある。この授業では、人類学の古典あるいは著名な民族誌を読むことを通して、フィールドワークと民族誌の関係、民族誌の記述のあり方とその内容、そこから導き出された理論、文化人類学的思考について学ぶ。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with the history and methodology of anthropology by reading and discussing classical works of cultural and social anthropology. By the end of the course, students can explain the relationship between theory and method in anthropology with concrete ethnographic examples.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
・民族誌を読み、内容および関連事項について考察・議論する力が身についている。
・具体的な事例をもとに、文化人類学の理論を説明することができる。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
本演習では、一冊の民族誌を通読・熟読する。各回の授業では、発表者が担当部分の内容をまとめたレジュメをもとにプレゼンテーションを行い、参加者全員による討論を行う。

第1回 文献と担当の決定
第2回~第15回 担当者による発表

授業で通読する民族誌は、担当教員の紹介リストをもとに受講生が話し合って選ぶ。具体的には、マリノフスキー『西太平洋の遠洋航海者』、エヴァンス=プリチャード『ヌアー族』『ヌアー族の親族と結婚』『ヌアー族の宗教』、レヴィ=ストロース.C.『野生の思考』、ベネディクト.R『菊と刀』、ダグラス『汚穢と禁忌』、ウィリス.P.『ハマータウンの野郎ども ─学校への反抗・労働への順応』などから選ぶ。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
文化人類学分野・専門の学生を対象とする。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
個人発表(50%)+討論への参与度(50%)
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は指定しない。
参考書
Reference Book
松本尚之ほか 2019『アフリカで学ぶ文化人類学 民族誌がひらく世界』昭和堂
松村圭一郎 2011『文化人類学(ブックガイドシリーズ基本の30冊)』人文書院など
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
講義中に指定された文献について、発表の有無にかかわらず、受講者全員が必ず事前に精読して予習をおこない、不明点や疑問点を整理しておくこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。

『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
文化人類学分野・専門の学生を対象とする。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)