授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 福祉を中心とした政策課題に比較社会学の立場から取り組む方法を学びます。文献を批判的に読んで討論するだけでなく、オリジナルなテーマを設定して調査研究を進め論文にまとめられるよう指導します。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Learn how to do policy-oriented research from a comparative sociological perspective. Students will be instructed to set up their own topic, conduct their own research, and compile it into a paper, not only critically reading and discussing the literature. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 社会学の議論の楽しさを友人たちと経験し、そこからヒントを得て自分自身の研究を進めたいという強い意欲が湧いてくることが到達目標です。ただし、大学の勉強に「これだけやれば十分」という限界はないので、到達目標に到達すれば十分と心得てはいけません。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ゼミは大学教育の中心です。それは、フンボルトとともに近代大学の理念を作った哲学者のフィヒテが次のように述べている通りです。「ゼミナール。学園生活のあちこちで目に見えないかたちで行なわれているいくつもの対話のなかにあって、ある問題について学生が質問し教師が反問して、そこにはっきりしたソクラテス的な対話が成立する場である」(フィヒテ「ベルリンに創立予定の、科学アカデミーと緊密に結びついた高等教授施設の演繹的プラン」1807年)。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 事前に文献を読んできていることを前提に演習を行ないます。理解するだけではだめで、議論に貢献することが求められます。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 報告(50%)、毎回の議論に対する貢献(50%)。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 落合恵美子『親密圏と公共圏の社会学――ケアの20世紀体制を超えて』(有斐閣、2023年) |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | ゼミの議論の楽しさは、各自が事前にどれだけ準備してくるかにかかっています。ゼミは研究発表の場であって、研究そのものは各自が毎日少しずつ自主的に進めていく必要があります。ゼミを受講するということは、理科系の学生が研究室に所属するのと大体同じイメージです。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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