授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 博物館における資料保存及びその保存・展示環境を科学的にとらえて、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを目的とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students acquire basic ability for conservation of museum collections. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本授業では、受講者が授業終了後に、博物館資料の保存に関する基礎的能力を身につけていることを目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | まず総論として、博物館において資料を保存する意味やその方法論を解説する。さらに各論として考古資料・岩石資料・動物資料・植物資料を取り上げ、以下の項目について、それぞれの資料を専門とし、名古屋大学博物館で博物館業務に携わる教員がオムニバス形式で詳しく解説する。なお、講義の順序等は変更することがある。 1)資料を保存する意味 2)資料を保存する方法論 3)石器を例にした考古標本の記録・保管・活用方法について 4)文化財の保存と活用 5)人骨・骨角製品の特性と保存・展示について 6)木製品・漆製品の特性と保存・展示について 7)岩石資料の採取・トリーミング・保存について 8)鉱物資料の採取・トリーミング・保存について 9)海洋動物資料の種類と性質について 10)自然環境の保護と活用 11)植物標本の特性とその保全および活用 12)昆虫標本の特性とその保全および活用 13)地域資源の保存と活用 14)脊椎動物資料の種類と保存・展示について 15)博物館資料の保存に関するまとめと評価 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への積極的な取り組みを30%、毎回実施する小テストの合計点を70%として計算し、総点で評価する。100点満点中60点以上のものを合格とする。小テストでは、授業で扱った内容について正しく理解していることを評価の基準とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業内容の復習や、課題の作製、興味をもったテーマに関して積極的に自己学習をおこなうこと。また、積極的に各地の博物館展示を見学に行くこと。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 履修取り下げ制度を採用する(取り下げ申し出は11月15日まで。それ以降の申し出は認めない)。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-2)対面授業科目(一部遠隔:オンデマンドあり) |
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