学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0160302
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
共通実践科目
科目名 【日本語】
Course Title
科学技術と人文学(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Technology and Humanities(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMCC3106J
担当教員 【日本語】
Instructor
梶原 義実 ○ 隠岐 さや香 門脇 誠二 遠藤 守 森島 邦博 川本 悠紀子 河口 信夫 早川 尚志 浦田 真由 斎藤 夏来
担当教員 【英語】
Instructor
KAJIWARA Yoshimitsu ○ OKI Sayaka KADOWAKI Seiji ENDO Mamoru MORISHIMA Kunihiro KAWAMOTO Yukiko KAWAGUCHI Nobuo HAYAKAWA Hisashi URATA Mayu SAITO Natsuki
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋2期 月曜日 5時限
Fall2 Mon 5
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
1
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
現在、「科学」と「技術」は同義的にもちいられることが多いが、本来は理系と文系とで成り立つべき「科学」の意味を問い直し、「技術」の発展において人文学が果たすべき役割について考える契機としたい。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
At present, ``science'' and ``technology'' are often used synonymously. I want to use this as an opportunity to think.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
受講生が融合研究の実例を通して、人文学の意義を自身の中で再確認できるようになることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
文理をまたいだ学内外の教員のオムニバス講義として実施する。

11/27  イントロダクション:斎藤夏来先生・梶原義実

12/4   東京大学教育学研究科 隠岐さや香先生:
「歴史から読み解く科学技術と人文学の関係」
近年、「文理融合」が謳われていますが、それは一体何を意味するのでしょうか。この講義では、科学技術と人文学、それぞれの歴史を確認します。その上で、両者がどのようにつながれるのか、それでいて異なるところは何かという問題を考えてみたいと思います。

12/11 未来社会創造機構 河口信夫先生:
「データ駆動・サービス駆動社会の実現に向けた情報基盤」
社会のデジタル化が進むに従い、データに基づいた政策・意思決定を行う「データ駆動社会」の進展が期待されている。本講では、データ駆動に加え、様々なサービスが連携して社会を支える「サービス駆動」とそれを支える情報基盤について解説する。

12/18 大学博物館 門脇誠二先生:
「人類の起源と進化に関する文理融合研究」
「人間とは何か」という人文科学の大きな問いにせまるために、考古学や人類学、生物学、遺伝学、地球科学、数理科学などの幅広い分野が連携して進めている人類進化の研究の最前線の状況についてお話しします。

12/25 理学研究科 森島邦博先生:
「宇宙線イメージング考古学 ~先端計測技術による考古遺跡調査の技術革新~」
考古学研究において、過去には、遺跡内部に眠る王墓のなどの未知の内部構造を探査するために破壊を伴う発掘調査が行われてきました。本講義では、遺跡を傷付けずにその内部を非破壊で可視化する先端計測技術「宇宙線イメージング」による最新の遺跡調査の事例を紹介します。

1/15  人文学研究科 川本悠紀子先生:
「古代ローマの庭園と科学技術」
古代ローマの庭園に関する研究は、文献資料を中心として行われてきました。1960年代以降にポンペイでの庭園発掘が始まると、科学も用いて研究されるようになります。本授業では、古代ローマの庭園研究がどのように科学技術を取り入れ、研究が進んでいったのかを見ていきます

1/22  宇宙地球環境研究所 早川尚志先生:
「歴史文献に基づく過去の自然環境復元」
自然環境の長期変動や激甚災害を知る上で、過去の観測記録はその直接的な手がかりを与えてくれることが少なくない。本講義では、このような過去の環境変動の復元について実際の事例に即し、具体事例を紹介することで、いわゆる「文系」的な記録がいかに「理系」的な科学データの理解を改善しえるかの具体事例を紹介する。

1/29  情報学研究科 遠藤守先生(または浦田真由先生):
「デジタル社会に向けた情報利活用のための技術と実践」
 情報通信技術はデジタル社会の実現に無くてはならないものであるが,適用分野によってその進展度合いには差異がある.本講義では様々な分野における情報通信技術の利活用手法とその実践について,事例を交えて展望する.
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
とくになし
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
学期末レポートで評価する(100%)。60%以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
とくになし。
参考書
Reference Book
授業中に指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業内容に関する復習など。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
再履修不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用)
授業日ごとに開講形態が異なるので注意すること。