授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | ドイツ文学の原典講読を通じて、高度なドイツ語読解力を培うとともに、ドイツ語圏の文学・文化・思想についての理解を深めます。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to help students read and understand literary and philosophical texts in German. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この演習を通じて、文学的・哲学的内容のドイツ語文献を、自ら読み解く力を身につけます。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ドイツ文学は翻訳から始まりました。つまり、今日のドイツ語圏の文学言語の礎となったのは、ルター訳聖書のドイツ語でした。以後、さまざまな言語からの翻訳を通じで、ドイツ語文学は、豊かになっていきました。 この事情に相伴うようにして、ドイツ語圏では、多くの作家・思想家・学者(彼らは同時に翻訳者でもありました)が、「翻訳」という営みそれ自体の意義や目的を問うてきました。そうして、一種独特の翻訳論の系譜が、ドイツ語圏には生まれました。
この演習では、翻訳論に関するドイツ語の概説書から、ドイツ語圏の翻訳論の系譜について述べられた章を抜粋して、精読します。読むのは次の文献です。 Friedmar Apel/Annette Kopetzki, Literarische Übersetzung, 2.Aufl., Stuttgart 2003, Kap. IV (S.71ff.)
また、そこで扱われている代表的な思想家・著述家の文章も、適宜、紹介します。それらの1次資料に触れて、「翻訳」という営みについて何が問題となってきたのか、どのような提案がなされてきたのか、具体的なイメージを得ます。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業内の議論への参加度(30%)、授業内の発表の成績(70%)により総合的に評価します。 60点以上を合格とします。 履修取り下げの際は、申し出てください。申し出がなく、欠席が5回以上の場合、評価は「F」とします。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | ・三ツ木道夫『翻訳の思想史:近現代ドイツの翻訳論研究』晃洋社、2011年 ・三ツ木道夫(編訳)『思想としての翻訳」白水社、2008年 |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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