学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0161103
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
西洋文献学P,特別C一般・個別言語学
科目名 【日本語】
Course Title
フランス語フランス文学講義Ⅲ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on French Language and Literature III(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMFL3103J
担当教員 【日本語】
Instructor
加藤 靖恵 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KATO Yasue ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 水曜日 3時限
Spring Wed 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
教職【教科】
Teacher's License
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
フランス文学における「戦争」の表象


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義の目的は,フランス文学における広義の「戦争」の表象について考察すること。目標は文学と社会・歴史・芸術についての考察を深め,同時にフランス文学史についての知識を修得することにある。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this lecture is to deepen the knowledge and understanding about the cultures of France (littérature, music, art, architecture). We also acquire basic knowledge about the history of French literature.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
フランス文学史とヨーロッパの歴史についての知識を深め,国際的かつ領域横断的なものの見方を習得する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
広義の「戦争」(他国との戦争,革命や市民暴動,芸術に関する論争,社会問題との戦い,その他)に焦点をあて,19世紀から20世紀前半を中心とするフランス文学の諸作品を精読し,フランスの歴史,社会,政治,思想,芸術と文化について,多角的に概説する。
1. フランス革命を描いた作家たち。シャトーブリアン,ミシュレ,アナトール・フランスなど。
2. ナポレオンへの崇拝と批判。ヴィニー,ミュッセ,ユゴー,スタンダール,バルザックなど
3. 19世紀の市民暴動の描写。ユゴー,ウジェニー・スー,フローベール,バルザック,ゾラなど
4. 芸術と文学をめぐる闘争 ロマン主義誕生とユゴー『エルナニ』事件
5. 芸術と文学をめぐる闘争 ロマン主義絵画,印象派誕生をめぐる論争における文学者の役割 ゾラ,ボードレール,プルーストなど
4. 普仏戦争--戦場と銃後の描写の比較 ゾラ,モーパッサンなど
5. 2つの世界大戦--戦場と銃後の描写の比較 プルースト,クロード・シモン,セリーヌなど
6. レジスタンス運動と文学
7. ナチスムの隠喩としての疫病とそれに対峙する人間 カミュー,ジオノ
8. 第2時世界大戦後,あらたな価値観を目指す論争,市民運動の概要
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
フランス語未履修者も受講可能
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
平常点(口頭発表,授業最後に書く小レポート)50%+レポート試験50%
60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
プリントを配布する。
参考書
Reference Book
授業中指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回、次週に読むテクスト・資料を指示・配布するので、あらかじめ予習をすることが望ましい.予習に1時間半程度,復習(小レポート作成のための調査も含める)に30分〜1時間
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
4回以上欠席した場合はレポート最終試験の受験資格を失う。
備考
Others
フランス語未履修者も受講可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用)