学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0162101
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
西洋文献学P,歴史文化学P,特別C文化資源学共通必修科目,特別C文化資源学(美術館C),特別C文化資源学(学芸員資格をもつC)
科目名 【日本語】
Course Title
美術史概論(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Survey on the History of Art(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMHA2101J
担当教員 【日本語】
Instructor
伊藤 大輔 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ITO Daisuke ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(日本史及び外国史)、
高一種・地歴(日本史)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
日本美術史の基礎的な内容について理解を深め、作品鑑賞力を高める。それを通じて、美術作品を通じた歴史理解についての技術を獲得し、教育や社会的コミュニケーション等に生かしていく。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course introduces the history of Japanese Paintings.
The aim of this course is to help students acquire the fundamental skill for examining the history of Japanese Paintings.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
日本美術史についての基本的な知識を獲得し、より深い専門的な内容を理解するための基礎力を養います。但し、体系性を保つため、ある程度柱となるトピックに沿って概観してゆきます。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業は講義形式で行います。狩野派の成立と展開を時系列にそって概観し、歴史的展開の要となる重要作品については個別に詳しく表現の形式や内容について検討を加えていきます。
講義では、作品のスライド映写も行い、具体的な鑑賞のポイントをお話しし、作品の見方について初歩的な手法も説明します。
また、個々の作品分析から如何にして大きな歴史解釈の視点へと問題を展開してゆくかについても、様々な考え方について紹介します。
以下の分野について講義してゆきます。

1.狩野派成立以前の画壇の状況
2.狩野正信の登場と狩野派の成立
3.狩野元信の登場と狩野派の展開
4.狩野元信の主要作品の検討
5.大徳寺大仙院の障壁画の検討
6.妙心寺霊雲院の障壁画の検討
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要しません。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
主として期末のレポート試験により評価します。授業への参加度も30%程度考慮します。
授業の内容の理解度、それを踏まえた上で自らの議論を展開する応用力、自らの議論を展開する為に必要な文献や作品を発掘する検索力、実作品に触れた経験の深さ、その経験を的確に言葉に直すことの出来る表現力等を総合的に判断します。60点以上を合格とします。
極端に出席回数が少ない場合は、最終のレポート試験を提出しても採点対象外とする場合があります。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じてプリントを配布します。
参考書
Reference Book
辻惟雄『日本美術の歴史 補訂版』(東京大学出版会、2021年4月)
佐藤康宏『改訂版 日本美術史』(放送大学、2014年3月)
山下裕二・髙岸輝監修『日本美術史』(美術出版社、2014年4月)
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
美術史は教室の座学だけでは理解が十分に行き届きません。
社会的状況が許す限りにおいて、美術館・博物館・寺社等に足を運び、それぞれが実物を見る経験を積まれることを希望いたします。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用有り。
但し、期末のレポート試験を提出しなかった場合は、事前の届け出がなくとも「Wもしくは欠席」と致します。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
授業形態は以下の通りです。
A-1)対面授業科目(対面のみ)