授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 本講義は、考古学の専門分野における基本的な研究方法を理解すると共に、高い異文化理解能力を養うために、日本とは異なる環境、歴史、研究資料、研究状況を有する西アジア地域の考古学について受講者が学ぶことを目的とする。 |
|
|
授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The main aim of this lecture is that attendees understand fundamental methods in archaeology and acquire skills for cross-cultural understanding by learning West Asian archaeology whose environments, history, research materials, and research status differ from those in Japan. |
|
|
到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業では、受講者が授業終了時に、以下の知識・能力を身につけていることを目標とする。
1)西アジアにおける人類社会と文化の長期的展開を示す考古記録について知り、説明できる。 2)西アジアの考古記録と人類史が、人類史全体にどのような意義をもつかを知り、説明できる。 |
|
|
授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1. 西アジア考古学の意義と歴史
2. 西アジアの自然環境
3. 旧石器時代 前期~中期(約180~4.5万年前) 人類の進化
4. 旧石器時代 後期~終末期(約4.5~1万年前)
5. 新石器時代 先土器期(約1万~9千年前) 農業の起源
6. 新石器時代 後期(約9千~7千年前)
7. 銅石器時代 前期(約7千~6千年前) 社会の複雑化
8. 銅石器時代 後期(約6千~5千年前)
9. 前半の内容のふりかえり
10. 青銅器時代 前期(前3千年紀) メソポタミア文明
11. 青銅器時代 中期(前2,000~前1,600年)
12. 青銅器時代 後期(前1,600~前1,200年)
13. 鉄器時代 前期(前1,200~750年) 帝国の出現
14. 鉄器時代 後期(前750~330年)
15. ヘレニズム・ローマ・ビザンツ時代(紀元前約300~紀元後約600年) |
|
|
履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
|
成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 中間レポートが40%、期末レポートが60% 60点以上を合格とする。 |
|
|
教科書・テキスト Textbook | | 西アジア考古学講義ノート編集委員会編(2022)『西アジア考古学講義ノート』日本西アジア考古学会 |
|
|
参考書 Reference Book | | |
|
課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 教科書の『西アジア考古学講義ノート』に沿って講義を行うので、指定された章の予習と復習を自宅で行う。 |
|
|
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 有り:『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
|
|
備考 Others | | |
|
授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
|