授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 仕事は私たちと社会をつなぐ結び目です。しかし、生涯ずっと仕事をしているわけではなく、福祉というもう一つの結び目も重要です。この講義では、仕事と福祉という身近なテーマから、日本社会の現在と未来を見通してみたいと思います。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | Work is a link that connects us to society. However, it does not mean that we work all our lives, and welfare is another important link. In this lecture, I would like to examine the present and future of Japanese society focusing on work and welfare. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 仕事と福祉から見た日本社会の特徴を説明できるようになるとともに、仕事と福祉の未来を構想するための考え方を身につける。社会学的想像力を体得するきっかけになれば幸いです。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1)オリエンテーション 2)仕事と福祉から見た日本社会 3)島耕作とその時代 4)仕事とキャリア 5)就業形態の多様化 6)働く場の女性 7)高齢者の働き方 8)失業と安全網 9)脱工業化と福祉 10)新たなモデルへ 11)福祉国家のワークライフバランス効果――日本と台湾の比較から考える 12)ILO百年――グローバル社会政策の起源 13)働くことの意味と保護――持続可能なディーセントワークの構想 14)仕事と福祉の未来 15)討論 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 私語は厳禁します。教科書の指定箇所を事前に読んできていることを前提に講義を行ないます。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 学期末の論述試験。講義の内容を理解したうえで、さらにどれだけ自分で研究を進めたかを問います。 60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 上林千恵子編『よくわかる産業社会学』(ミネルヴァ書房、2012年) |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 大学の勉強には、これだけやれば十分という限界はありません。風変わりな社会政策学者だった福田徳三が百年前に絶叫した言葉を、私も皆さんに向かって絶叫したいと思います。「予は、諸君が予の講義をもって金科玉条的に一字一句鵜呑みにせらるることを最も厭うものにして、なるべく疑問をより多く喚起し、よってもってさらに高尚なる研究をなさんとの念をだに諸君の胸裏に喚起することを得ば、予が願いはすなわち足れり」。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用する。『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | B-3)対面授業科目(一部遠隔:同時双方向・オンデマンドの併用) 事前に授業動画を視聴し、コメントや質問を用意したうえで討論に臨んで下さい。 |
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