授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 認知心理学がこれまで明らかにしてきた人間の情報処理過程の特徴の理解が進むことによって,実際の日常生活や社会において,その知見は生かされている。本講義では,その応用分野の中でも,たとえば,デザインやインターフェースに関する認知心理学的な研究などに焦点を当て,これまで研究によって蓄積された知見,あるいは,具体的な応用的事例についての知識を習得し,理解を深めることを目標とする。そして,これらの知識や理解をもとに,これからの人間と情報の関わりについて,そのあるべき姿を発展的に考えら得る人材の育成を目指す。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This course introduces an important applied field of cognitive psychology, especially focusing on researches on design and interface. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 本講義では,上記の目的にしたがって,特に「デザイン・インターフェース」に関する研究についての知見を習得して,いかに基礎研究と応用研究とが密接につながり,研究が行われているのか,そのアプローチについて理解を深めることを到達目標とする。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | わかりやすい,あるいは,使いやすいデザインやインターフェースを考える上で,認知心理学の研究によって明らかにされてきたこれまでの理論や知見について紹介する。その上で,たとえば,ピクトグラム(視覚シンボル)など,具体的なトピックを取り上げ,認知心理学の有用性について,応用的観点から解説する。
1. イントロダクション 2. 認知心理学とデザイン,インターフェース 3. 視覚と注意 4. 記憶と学習 5. メタ認知 6. 感性と感情 7. インターフェースとしてのピクトグラム 8. 認知心理学から考えるピクトグラム |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 1クオーター ,1単位の授業であることに注意すること。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 授業への積極的な関与(授業中の発言,コメントペーパー,実験・調査への参加等)の評価,30%,講義中に与える演習課題の評価20%,期末レポート50%,合計100点満点で60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 講義において説明した事項を理解するために課題を与える。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 履修取り下げ制度を利用する。 『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」と なるが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となる。 |
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備考 Others | | ・専攻生のみ ・2021年度開講の同科目を履修済みの学生および情報文化学部開講の「応用認知心理学」を履修済の学生は受講不可。 |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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