学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0162519
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
環境行動学P
科目名 【日本語】
Course Title
心理学講読Ⅱ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Reading in Psychology II(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMPS3119J
担当教員 【日本語】
Instructor
田邊 宏樹 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TANABE Hiroki ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 3時限
Fall Thu 3
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
演習
Seminar
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
高一種・公民(「哲学、倫理学、宗教学、心理学」)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
英語テキストや専門誌の論文(英語で書かれた原著論文)の読み方を学ぶとともに,実験心理学・認知神経科学について理解を深めることを目的とする。またスライドを用いた口頭発表のスキルを身につけることもこの授業のもう1つの目的である。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The goal of this course is to acquire knowledge about neuroscientific and physiological basis of psychological phenomena by reading introductory textbook and papers. At the end of the course, students are expected to understand and explain the essential knowledge of this field.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
本授業では,学生が実験心理学,特に神経・生理学的な心理学の基本的な知識を身につけ,説明できることを目標とする。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
心理学と密接な関係にある認知神経科学分野の基礎的な英語テキストおよび英語論文を購読する。初回の授業で担当を決める。担当者は担当になった章や論文を皆が理解できるような形にまとめ,スライドを使った口頭発表をおこなう。その発表内容についてより深く理解できるように,教員が説明を加え,皆で議論する。

第1回:購読する本や論文の内容紹介、授業の進め方の説明、担当決め
第2回:神経解剖学と神経系の発達
第3回:認知神経科学の方法論
第4回:大脳半球の側性化
第5回:感覚と知覚
第6回:物体認知
第7回:注意
第8回:行動
第9回:記憶
第10回:情動
第11回:言語
第12回:認知制御
第13回:社会認知
第14回:意識
第15回:授業のまとめ

なお,本講義で用いるテキスト・論文は英語で書かれたものであるが,授業自体は日本語でおこなう。
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
文学部心理学専攻の学生は,2年次にできるだけ履修してほしい。
基本的には文学部心理学専攻の学生のみを対象としているが,他専攻・他学部の学生でどうしても履修したい場合は事前に教員に相談のこと。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
発表資料作成の準備状況・当日の発表・発表後提出した修正版パワーポイントの出来(50%),内容理解確認のための小テスト(20%)と,毎回の授業参加態度(30%)により評価し,60点以上を合格とする。一度も口頭発表を行わなかった者は「F」とする。
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しない。
資料や文献などを授業中に紹介し,TACTを通して配布する。
参考書
Reference Book
Gazzaniga, Davies, Ivry, Mangun (2018) “Cognitive Neuroscience Fifth Edition” WW Norton & Co.
Purves, Cabeza, Huettel, LaBar, Platt, Woldorff (2013) “Pronciples of Cognitive Neuroscience Second Edition” Sinauer Associates, Inc.
Ward (2015) “The Student’s Guide to Cognitive Neuroscience Third Edition” Psychology Press.
Baars, Gage (2013) “Fundamentals of Cognitive Neuroscience: A Beginner's Guide” Academic Press.

その他授業中に適宜紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
担当者は時間をかけて発表資料や原稿を作成すること。
原則パワーポイントを用いた発表とする。発表時には準備してきた原稿をただ読むのではなく,皆に分かるようにスライドを指し示しながら上手く使ってプレゼンをすること。そのための準備・練習を十分にしておくこと。
また自分が担当になっていない章や論文に関しても各自予め読んでおき,授業時により深く理解できるよう努力すること。さらに授業後にもう一度自分で内容についてよく復習しておくこと。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用しない。
グループ分けを行った後,二週間以内に履修取り下げを申し出た者のみ「欠席」とする。以後の履修取り下げは原則認めない。
備考
Others
自分が発表担当でない場合であっても,授業を欠席する場合は理由を添えて必ず授業前までに教員に連絡をすること。連絡が無い場合は大幅な減点とする。
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)