授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 人文地理学で扱う人間生活と自然との関係,および社会・経済活動の空間的特徴を理解することを目的とする。 本授業では,暗記中心の高校までの社会科の「地理」から,実際に調査して考える大学の「地理学」との違いを把握し,地表面に織りなされる様々な人間活動を,空間的視点から読み解く能力を習得することを目指す。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The aim of this course is to understand the relationship between human activities and nature, and the spatial characteristics of socio-economic activities in the area of human geography. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 地理学の空間的な視点や考え方を理解し,論理的な思考を醸成することができる。また,様々な地域の問題を考えるための基本的知識を身につけることができる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 地理学を学ぶにあたって最低限は知っておくべき,人文地理学の基本的な概念や視点について,具体的な事例に基づきながら解説する。最先端の理論よりは,地理学の歴史の中で定着した基礎的な内容の紹介が中心となる。現代や過去の世界に向き合う場合に,項目羅列的な事象(農業・都市・社会…)ではなく,対象の見方や捉え方(観点)がむしろ重要となることを学んでほしい。
【授業の構成】 ① 講義全体の概要 ② 現代地理学の歴史 ③ 立地論の基礎 ④ 現代社会の諸立地 ⑤ 都市の内部構造 ⑥ 都市圏と人口移動 ⑦ 中心地と勢力圏 ⑧ 都市システム ⑨ ネットワークと拡散 ⑩ 時間地理学 ⑪ 空間的イメージ ⑫ 地理思想 ⑬ 環境利用 ⑭ 生活文化 ⑮ 講義全体のまとめ |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 高校で「地理」を履修していない学生も受講可能です。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 講義内容の理解の到達水準を評価基準とする(学期末レポート100%)。60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 配付資料の内容検討,および資料中に記載された参考文献の読解など。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 履修取り下げ制度が利用できる。「履修取り下げ届」を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが,同届を提出しない場合は成績評価が行われ,合格基準に達しない場合は「F」となります。 |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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