授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 私たちは,移動する際に「頭の中の地図」を用いて移動しています.一方,移動は,ある時間にある場所である活動を行わなければならないという時間的・空間的な条件のもとでなされます.都市のような地理的な広がりをもった空間でなされる移動や活動の成り立ちについて研究するのが行動地理学です.この授業では,行動地理学について学びます. |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | When we move, we do so using a "map" in our head. On the other hand, movement is made under the temporal and spatial conditions that a certain activity must be performed at a certain place at a certain time. Behavioral geography is the study on the constractions of spatio-temporal behaviors that develop in geographic areas such as cities. In this course, students will learn about behavioral geography. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | ・⾃分の⽇常⽣活の時空間的側⾯を分析し説明できる。 ・防災や多⽂化共⽣といった今⽇的課題に応⽤できる。 ・レポート課題により、自分の考察した結果を文章として表現できる。 |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | 1: オリエンテーション 2: 地理学的想像力 3: 地理学における空間論の変遷 4: 行動地理学の成立と展開 5: 都市のイメージ/空間認知の発達 6: 地名認知/距離認知 7: ハンディキャップと都市空間 8: 野生のナヴィゲーション 9: 生活時間研究 10: 時間地理学の成立 11: 日本における時間地理学の展開 12: 農村の時空間:日本とラオス 13: 時間地理学の応用 14: デジタル時代の空間認知と空間行動 15: まとめと今後の展望 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | 荒井良雄・川口太郎・岡本耕平・神谷浩夫編訳(1989):『生活の空間 都市の時間-Anthology of Time Geography-』古今書院 岡本耕平(2000):『都市空間における認知と行動』古今書院 野中健一編(2004):『野生のナヴィゲーション』古今書院 岡本耕平ほか編(2006):『ハンディキャップと都市空間-地理学と心理学の対話』古今書院 若林芳樹(2018):『地図の進化論』創元社 Okamoto,K. and Arai,Y.(2018): Time-geography in Japan - Its application to urban life. Ellegård,K. ed. Time Geography in the Global Context, Routledge, pp.19-40 ダウンロード可能 (https://www.taylorfrancis.com/books/e/9780203701393/chapters/10.4324/9780203701393-2) |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | レポート課題を1つ与える。授業時間外にそれらを作成する。 |
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履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ Course withdrawal | | 利用しない. 期末テストに参加しなかった場合は「欠席」、期末テストに参加し合格基準に達しない場合は「F」となります. |
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備考 Others | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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