学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
文学部
時間割コード
Registration Code
0162606
科目区分
Course Category
専門科目
Specialized Courses
カリキュラム年度
Curriculum
2022年度入学以降
教育プログラム・分野・専門等
Major
環境行動学P
科目名 【日本語】
Course Title
地理学講義Ⅲ(2022入学~)
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Geography III(From2022)
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
HUMGE3106J
担当教員 【日本語】
Instructor
小島 泰雄 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KOJIMA Yasuo ○
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春集中 その他 その他
Intensive(Spring) Other Other
隔年開講
Biennial class
単位数
Credits
2
対象学年
Year
2年生以上
他学部生の受講の可否
Propriety of Other department student's attendance
授業形態
Course style
講義
Lecture
教職【入学年度】
Teacher's License
2022年度入学以降
教職【教科】
Teacher's License
中一種・社会(地理学)、
高一種・地歴(人文地理学及び自然地理学)
学芸員資格(該当の有無)
Curator's Qualifications
講義題目
Title
中国の「統一性の中の多様性」を考える


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
私たち日本に暮らす者にとって、中国について語ることは、それほど難しいことではない。しかし、中国のもつ多様性はそうした中国イメージを容易に解体してしまう。この授業は、地域地理学の視角から中国を考えることを通して、地域地理学的な方法に関する理解を深め、あわせて確かな中国像の形成をめざす。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This lecture introduces the basic topics and perspectives of regional geography of China.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
地域地理学の方法を具体的に修得する。
中国についての深い理解を形成する。
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業は以下のテーマをめぐって実施するが、進行状況によりテーマの合併や分割を行う。授業では受講生とのディスカッションを重視する。
 (1)統一性の中の多様性: 中国イメージとは?
 (2)人口: 中国人口の「統一性の中の多様性」
 (3)地形と気候: 多様性を簡潔に理解するための地域区分
 (4)米と小麦: 農業の地域的多様性とは?
 (5)食文化: どのような地域的な特徴があるか?
 (6)都市: 都市の多様性を把握する3つの方法
 (7)工業: 形成過程から考える多様性
 (8)資源:「南水北調」をめぐって
 (9)環境問題: 共感的に理解する中国の環境
(10)日中戦争: 戦争の記憶について考える
(11)地域格差: 多様性が格差に変わるのは?
(12)労働移動: 「農民工」が示す中国とは?
(13)多民族国家: 中国における民族と国家の関係
(14)華僑・華人: 4500万人がつくるネットワーク
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
とくになし。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業の理解度を確認するために、授業中に4回程度の小レポートの提出を求める(評価の40%)。授業のテーマごとに提示された課題から1つ以上を選んで作成された最終レポートを、全授業終了時に課す(評価の60%)。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は使用しない。資料についてはプリントとパワーポイントで提示して授業を進める。
参考書
Reference Book
授業中に紹介する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業テーマごとに課題を提示するするので、それについて考えることで授業内容の理解を深め、さらに自らの興味関心に応じて発展させることが可能となる。なお最終レポートはこれらの課題から1つあるいは複数を選んで作成・提出することになる。
履修取り下げ制度(利用の有無)学部のみ
Course withdrawal
利用する
*『履修取り下げ届』を期日までに提出した場合は原則「Wもしくは欠席」となりますが、同届を提出しない場合は成績評価が行われ、合格基準に達しない場合は「F」となります。
備考
Others
授業開講形態等
Lecture format, etc.
A-1)対面授業科目(対面のみ)