学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0200060
科目名 【日本語】
Course Title
人間発達科学Ⅲ
科目名 【英語】
Course Title
Human Developmental Sciences III
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUCO2013J
担当教員 【日本語】
Instructor
伊藤 彰浩 ○
担当教員 【英語】
Instructor
ITOU Akihiro ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 1時限
Fall Fri 1
対象学年
Year
1年
1
コース・専攻等
Subject
専門基礎科目(全コース 共通)
必修・選択
Required / Selected
必須
(2021年度以前入学者については選択必修Ⅰ)


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
教育学部の国際社会文化コースを構成する各領域のトピックを取り上げ、人間発達科学の基盤的事項について多様な角度から検討し、論理的・批判的思考力と判断力を身につけることをめざす。教育学部生にとっては、2年次秋学期以降のコース分属のための専門領域を理解するための入門的授業であり、他学部受講者にとっては、社会的文化的文脈における教育の位置を考察し、さらに国際的な視点から教育を考えるための基本的なテーマを理解することを目的とする授業である。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course will cover topics in the International Social and Cultural Course (ISCC), and examine the fundamentals of human developmental science from various angles, and aims to acquire logical and critical thinking skills and judgment skills. For undergraduate education major students, this is an introductory class to understand the ISCC. For the students who belong to other schools and faculties, this class aims to consider the position of education in a social and cultural context and basic themes for thinking about education from an international perspective. This course will be taught in Japanese.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この講義を受講することにより、①人間発達科学を多様な角度からみる論理思考力を身につけ、②さらに国際的・文化的・社会的な視野から人間発達科学を考察するための知識や技能を習得する。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
By taking this course, students will acquire the ability to think logically about human developmental science from various perspectives, as well as the knowledge and skills to consider human developmental science from an international, cultural, and social perspective.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
講義はオムニバス方式で行う(なお、以下のトピックは変更の可能性がある。詳細は第1回目の講義時に説明する)。
1.国際社会文化コースの研究領域と授業の枠組み
2.日本人のアイデンティティ形成と教育
3.グローバル化と日本の大学
4.個人と社会
5.「主体的な学び」の社会学
6.東アジアの教育改革−国際化時代の日本の教育
7.多文化社会と教育
8.イスラーム世界における教育
9.イスラームの女性と教育
10.人間化の過程−人類の知性化と社会化
11.教育と選抜 「業績主義」のゆくえ
12.日本の大卒就職=採用慣行 その形成と変容
13.大学の発展と変容−学問の府と大衆化−
14.教育費をどのように負担すべきか
15.まとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
本授業では、次の方法で評価する1. 出席(40%)2. レポート(ミニレポートと期末レポート(60%)なお、レポートは担当教員毎に1-2回課す。総点60点以上であり、かつ4回以上授業を欠席していない場合に合格となる。
教科書・テキスト
Textbook
必要に応じて、授業内に参考文献を指示する。教科書はとくに使用しない。
参考書
Reference Book
授業時に紹介する。全体を通して参考になるものとして、国際社会文化コース担当教員が中心になって編集・執筆した、松下晴彦・伊藤彰浩・服部美奈編『教育原理を組み直す 変革の時代をこえて』(名古屋大学出版会、2021年、2700円+税)をお薦めする。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
複数回のレポート作成にあたっては、各テーマに関連する資料や文献を読み、最新の情報を取得することを求める。
注意事項
Notice for Students
毎時間、出席票に学籍番号・学年・氏名(他学部受講生は学部も)を書くこと。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
原則として対面授業とするよていであるが、状況によっては遠隔授業を併用する場合もある。履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイトで案内する。
遠隔授業の場合には、同時双方向型(Zoom)ならびにオンデマンド型を併用する。遠隔授業に要する事前・事後の各種情報はTACT上に記載する。

各回の実施方法については、適宜TACT上で告知する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
教員への質問ならびに受講生間の意見交換は、TACTの「メッセージ」を利用する。