学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate		教育学部
時間割コード
Registration Code		0200121
科目名　【日本語】
Course Title		心理・教育の統計学
科目名　【英語】
Course Title		Statistics in Psychology and Education
コースナンバリングコード
Course Numbering Code		EDUCO2024J
担当教員　【日本語】
Instructor		石井 秀宗 ○
担当教員　【英語】
Instructor		ISHII Hidetoki ○
単位数
Credits		2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period		春 月曜日 ３時限
Spring Mon 3
対象学年
Year		２年
2
コース・専攻等
Subject
専門基礎科目(全コース　共通）
必修・選択
Required / Selected
選択必修
（2021年度以前入学者については選択必修Ⅱ）


授業の目的　【日本語】
Goals of the Course(JPN)
　心理・教育の分野に関する基礎的な統計学を学ぶことにより，批判的思考力，判断力等を高めるとともに，統計分析スキルを獲得する。
授業の目的　【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to improve your critical thinking ability and discernment, and also to acquire statistical analysis skills by learning fundamental statistics in education and psychology.
到達目標　【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
　批判的思考力，判断力等を高めるとともに，統計分析スキルを獲得する。
到達目標　【英語】
Objectives of the Course
　You will improve your critical thinking ability and discernment, and also acquire statistical analysis skills.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
統計分析の必要性，母集団と標本
データの収集，質問紙の作成
尺度水準，データの構造，統計図表
代表値，散布度，標準偏差の理解
合成得点の平均・分散，共分散，
相関係数，相関係数の理解
データの標準化
妥当性と信頼性
古典的テスト理論，信頼性係数
相関係数の希薄化，アルファ係数の性質
項目分析，問題作成ガイドライン
標本分布，標準誤差
統計的検定，１群の平均値の検定
対応のある２群の平均値の差の検定
対応のない２群の平均値の差の検定
自由度
１被験者間（１Ｂ）要因分散分析
１被験者内（１Ｗ）要因分散分析
多重比較
２被験者間（２Ｂ）要因分散分析
１Ｂ１Ｗ要因分散分析
交互作用
統計的検定の注意点
有意，２種の過誤，効果量
確率，確率分布
点推定，ベイズ統計
区間推定，信頼区間と統計的検定
非劣性・同等性の分析，ベイズ確信区間
パラメトリック・ノンパラメトリック
独立と連関，連関係数，クロス集計表の分析
単回帰分析
重回帰分析，重回帰分析に関する議論
統計解析ソフトR課題
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
　全学教育科目の「データ科学基礎」を履修していることが望ましい。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
　各回のR課題レポート3割，期末課題レポート7割。R課題レポートを全体の3分の2以上提出した者を出席者とし，総合成績をA+～Fで評価する。締切を過ぎた小レポートは一切受け付けない。ただし，再提出を指示したレポートは再提出期限まで受け付ける。
教科書・テキスト
Textbook
石井秀宗 (2014).　人間科学のための統計分析―こころに関心があるすべての人のために―　医歯薬出版　ISBN：978-4-263-73161-1
参考書
Reference Book
石井秀宗・滝沢龍 (2021). 公認心理師カリキュラム準拠：臨床統計学 [心理学研究法・心理学統計法]　医歯薬出版
石井秀宗 (2005). 統計分析のここが知りたい－保健・看護・心理・教育系研究のまとめ方　文光堂
課外学習等（授業時間外学習の指示）
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
　講義で学習した統計分析法を，統計分析ソフトを用いて実行するスキルを習得するために，Rのプログラミングを行うレポート課題を毎回課す。個人の，または管理者権限を有しているパソコンを所持していることが望ましい。
注意事項
Notice for Students
　私語や遅刻はとても迷惑な行為なのでしないこと。私語や大幅な遅刻など，他の受講者に迷惑となる行為及び不正行為をなす者の成績はＦ (不可)とする。
　小レポートの提出が全体の3分の2未満の者を欠席者とする。履修取り下げ用紙は用いない。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
　3年生以上可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
　対面のみの予定
遠隔授業（オンデマンド型）で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)