学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0220330
科目名 【日本語】
Course Title
教育方法学講義Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Methods of Education II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUED3242J
担当教員 【日本語】
Instructor
柴田 好章 ○
担当教員 【英語】
Instructor
SHIBATA Yoshiaki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 1時限
Spring Thu 1
対象学年
Year
3年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(学校教育情報コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
教育方法学における授業分析に関する理論と方法の学習をとおして、授業分析の方法を習得し、授業に関する理論の生成に応用できることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The main topic of this course is the lesson analysis with its method and application to the production of theories on teaching.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、次の知識や技能を身につけることを目標とする。
・授業分析の意義と方法に関する理解
・具体的な授業分析手法の習得
・授業分析結果の考察による論理的思考力・論文作成力の基礎
・授業分析をはじめとする教育実践を考察する基盤となる「授業洞察力」の向上
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
In this course, the goal is to acquire the following knowledge and skills.
Understanding the significance and methods of Lesson Analysis
Acuqiring specific Lesson Analysis methods
Mastering basic research skills of logical thinking and reseach paper writing
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回:授業研究の意義と方法
   〜授業の改善、教師の成長、理論の生成〜
   (授業外課題: 授業洞察力向上演習)
第2回:授業分析の研究方法論
   〜重松鷹泰の「教育の科学化」と授業記録〜
   (授業外課題: 授業洞察力向上演習)
第3回:授業研究における子ども理解
   〜上田薫の「動的相対主義」とカルテ・座席表〜
   (授業外課題: 授業記録の読解)
第4回:名古屋大学教育方法研究室の授業分析の方法 (基礎1)
   〜分節わけ、分節構造化、特徴的な発言の抽出〜
   (授業外課題: 第1次分析レポートの作成)
第5回:第1次分析結果の共有
   (授業外課題: 第1次分析レポートの改訂)
第6回:名古屋大学教育方法研究室の授業分析の方法 (基礎2)
   〜分析目的、分析視点、発言関連図〜
   (授業外課題: 第2次分析レポートの作成)
第7回:第2次分析結果の共有
   (授業外課題: 第2次分析レポートの改訂)
第8回:名古屋大学教育方法研究室の授業分析の方法 (発展1)
   〜授業諸要因の関連構造、中間項〜
   (授業外課題:分析ソフトウェアの活用)
第9回:名古屋大学教育方法研究室の授業分析の方法 (発展2)
   〜表計算ソフト、統計ソフト、プログラミングの活用〜
   (授業外課題: 第3次分析レポートの作成)
第10回~第12回:第3次分析レポートの作成
第13回~第14回:第3次分析レポートの発表
第15回:まとめと振り返り
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
関連する科目:情報化社会と学校教育、教育方法学講義I
ただし、履修条件とはしない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)
授業分析レポートとその発表の内容を対象に、以下の観点で評価する。
説得力のある授業分析の目的の設定、目的に応じた適切な分析手法の選択、適切な分析の実行、分析結果の妥当な解釈。さらに、新規性や有用性が高い分析手法の開発(改良を含む)に対しては加点の対象とする。
(評価の基準)
100点満点に換算し、総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
的場正美・柴田好章(編)「授業研究と授業の創造」渓水社
参考書
Reference Book
授業内で適宜資料を配布するが、社会科の初志をつらぬく会「考える子ども」に記されている授業記録を使用する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
毎回、文献講読、授業記録分析を課す。概要は、上述の通り。詳細は、授業内で説明する。
注意事項
Notice for Students
教育方法学研究室では、授業分析力、授業洞察力の向上のための研究を実施しています。研究資料として演習課題や分析レポートを利用させていただくため、研究協力をお願いすることがあります。研究への協力は任意であり、協力の有無は、成績評価をはじめ受講の利益・不利益には影響しません。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
オンデマンド(動画視聴)で実施する。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
対面またはオンラインで個別相談に応じる時間を設定する。