授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 国際社会文化コースのコア授業科目として、この授業では、教育のさまざまな事象に対する、人間形成論、比較教育学、教育人類学、教育社会学、大学論の各領域による知見とアプローチの仕方や課題解決の方法について、広く学びながら関心を深めるとともに、特定の教育事象に焦点化し、各自の分析方法やパースペクティブを省察、展開することを目的とする。 国際社会文化コースでは、哲学、国際比較、人類学、社会学などの基礎的なディシプリン(学問的な基盤と方法)をベースに履修を進めるが、これらのディシプリンから教育(事象)を多角的に研究していく。具体的には、プレ卒論で練り上げられた各自のテーマや題材を確認しつつ、関連文献、資料の分析、調査の実施とその結果などをもとにレジュメを作成しとプレゼンテーション、またそれに基づく討論をおこなう。この過程をとおして、卒業論文の執筆へとつなげていくことを目標とする。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | This is the core course of the International Social and Cultural Course. The purpose of this class is to learn the advanced knowledge and to approach to various educational phenomena in each area of human becoming theory, comparative education, educational anthropology, sociology of education, and higher education. Secondly, the class aims to reflect on and to develop the students’ own analytic methods and perspectives while focusing on the specific educational phenomena and issues. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | この授業では、次のような知識や方法、態度(姿勢)を身につけることを目標とする。 1 国際社会文化コースの人間形成論、比較教育学、教育人類学、教育社会学、大学論の各領域による基本的なものの見方・考え方を身につけ、それらに基づいて、教育の事象について論理的、批判的に論じることができる。 2 特定の教育の事象にアプローチするための専門的な文献や資料、情報の収集の仕方を身につけ、既存の教育問題についてのメタ的な捉え方(問題の性質や問題の立て方を批判する)ができる。 3 グループでのプリゼンテーションと議論において、協働的なコミュニケーションや関心の共有、熟議と省察のためのスキルを展開することができる。 |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | The goal of this class is to acquire the following knowledge, methods, and attitudes. To acquire the basic ideas and knowledge in each area of human becoming theory, comparative education, educational anthropology, sociology of education, and higher education. To acquire the ability to discuss educational issues logically and critically based on them. To develop skills for collaborative communication, deliberative thinking and reflection in group presentations and discussions. |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | この演習は、国際社会文化コースが提供するさまざまな講義や演習で学習した情報・知識を活用し、問題解決能力・協働性・リサーチマインドを習得することを目的とする。授業は以下の内容で進める。 1 3年次最後に提出した「プレ卒論」の報告ならびにその検討。 2 各種の研究方法ならびに論文の書き方についての指導。 3 卒業論文テーマの決定、論文執筆準備とその経過報告。 3年次の演習で取り組んできた研究テーマを深め、各個人の研究テーマを展開しながら、以下のスケジュールに従って、卒業論文の執筆準備と作成をめざす。
1 オリエンテーション授業の概要説明、スケジュール・発表担当者の決定。 2 卒論テーマについての発表3年次末に執筆したプレ卒論等に基づいて卒論テーマとその構想を発表し、討論する。 3 指導教員による個別指導。 4 卒論中間報告。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | 本演習は国際社会文化コース所属の学生のみに受講を限定する。また、本演習は卒業論文の作成にいたるための重要な一段階をなすものであり、そのため後期の国際社会文化演習IIを合わせて受講することが求められる。 |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | 評価の方法・出席回数(1/3以上休んだ学生は,原則として単位を取得できない)・発表レジュメとプレゼンテーション・レポートの提出・討論への参加。以上の4つの観点から総合的に評価する。評価の基準総点(満点100点)60点以上を合格とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 卒業論文のテーマに沿った関連文献、資料の収集と分析、調査を実施するための事前準備と実際の遂行、調査結果の集計と分析など。 |
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注意事項 Notice for Students | | 本演習は国際社会文化コースの学生が一堂に会する唯一のゼミであり、コース関係の連絡や履修の指導をおこなう場でもある。成績評価と関係なく、特別の事情がない限り、出席は必須である。 |
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他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否 Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | 対面で実施。各指導教員による研究指導は対面と遠隔授業(同時双方向型)による。詳細について、また変更がある場合は、TACTにて案内する。 |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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