学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0230140
科目名 【日本語】
Course Title
教育人類学講義Ⅱ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Anthropology of Education II
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUED3322J
担当教員 【日本語】
Instructor
服部 美奈 ○
担当教員 【英語】
Instructor
HATTORI Mina ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 金曜日 3時限
Fall Fri 3
対象学年
Year
3年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(国際社会文化コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
教育人類学が対象とする研究トピックとグローバルな教育の諸課題に対して関心を高め、多様な文化的土壌に根づく人間形成や、その基底にある人間観・教育観を理解する。文献やそれにもとづく議論を通して高度な専門的知識を習得し、人類と社会の調和的発展とウェルビーイングに貢献できる能力の育むための基礎知識を身につけることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
The purpose of this course is to introduce research topics and methodologies in Educational Anthropology. By attending this course, students can acquire basic academic knowledge and skills in this field, and also obtain basic ability to contribute to the development dan well-being for human being and our society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、次の知識を身につけることを目標とする。1.受講生が世界の諸地域における人間形成のあり方や多様性を学び、日本の教育を再考・相対化する複眼的な視点を習得することができる。2.教育人類学における専門的な文献を収集したり、批判的に論じたりすることができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
講義では主として4つの中心となるテーマを設定し、それぞれの視点と個別の事例を講義で紹介する。講義で取り上げるテーマは、「価値伝達と学校」、「国民形成とエスニシティ」、「国境を越える教育」、「教育を支援する・支援される意味」である。その際、テーマをより深く理解するにはどのような知識が必要か、また他にどのような視点があるかを、テーマごとに提示した参考文献をもとに受講者自らも調べながら進める形式をとる。また適宜ゲストスピーカーを招き、テーマに関連した研究を紹介する機会も設ける。0.イントロダクション1.価値伝達と学校-宗教・価値伝達と公教育・世界の宗教教科書にみる価値伝達(イギリス、ドイツ、フランス)・宗教教育・市民性教育・道徳教育2.国民形成とエスニシティ・文化表象と教育・国民国家形成と教育-国民は作られる・マイノリティと教育-エスニシティ・言語・文化3.国境を越える教育・トランスナショナル高等教育・修了資格の国際的通用性・教育モデルのグローバル化4.教育を支援する・支援される意味・国際教育協力の方向性・教育を支援する・支援される意味5. 総括
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
履修条件は要さない。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
(評価の方法)本授業では、次の方法で評価する。1. 授業への参加度2. 授業の内容に対する毎回のリアクションペーパー3. 最終レポートから総合的に評価する(評価の基準)総点60点以上を合格とする。
教科書・テキスト
Textbook
授業内で適宜資料を配布する。
参考書
Reference Book
必要に応じて、授業内に参考文献を指示する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
配布された資料のうち、授業では取り扱わなかった箇所を読んでおく。
授業内容を自身の関心に引き寄せて整理する。
注意事項
Notice for Students
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面形式
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)