授業の目的 【日本語】 Goals of the Course(JPN) | | 主として,以下の項目についての知識及び技能の修得を目標とする。これらを通して,クライエントのウェルビーイングに貢献できる能力と,クライエントに関わる関係者と協働的に取り組む能力の育成を目的とする。(1)心理に関する要支援者に関する以下の知識及び技能の修得 コミュニケーション,心理検査,心理面接,地域支援 等(2)心理に関する要支援者の理解とニーズの把握及び支援計画の作成(3)心理に関する要支援者の現実生活を視野に入れたチームアプローチ(4)多職種連携および地域連携(5)公認心理師としての職業倫理および法的義務への理解 以上に加えて,多面的な視点から臨床事例を理解できるようになることを目指す。 |
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授業の目的 【英語】 Goals of the Course | | The main objective is to acquire knowledge and skills on the following items.(1) Acquisition of the following knowledge and skills related to psychological supportersCommunication, psychological examination, psychological interview, community support, etc.(2) Understanding of supporters' needs and understanding of psychological needs and preparation of support plans(3) Team approach with a view to the real life of psychological supporters(4) Multi-professional and regional cooperation(5) Understanding professional ethics and legal obligations as a certified psychologistIn addition to the above, we aim to be able to understand clinical cases from multiple perspectives.Through the above, the aim of this class is to develop the ability to contribute to the well-being of the client and the ability to work collaboratively with the parties involved in the client. |
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到達目標 【日本語】 Objectives of the Course(JPN) | | 臨床面接の各種の技法が使用できる.多面的な視点から,臨床事例を理解できる. |
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到達目標 【英語】 Objectives of the Course | | |
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授業の内容や構成 Course Content / Plan | | ロールプレイング,紙上応答訓練,事例検討,およびグループディスカッションを行う。ロールプレイングでは,具体的な場面や事例について,仮想場面を設定し,受講生が実際にその場面におかれたと想定した上で,実際的な訓練となる事を目指す。紙上応答訓練では,面接場面におけるクライエントの言葉に対して,どのように応答するかを紙上にまとめて発表する。これにより,基本的な応答技法を改めて確認し習得するとともに,他の受講生の発表を聞くことを通して,多様な応答の視点を得ることを目指す。事例検討では,実際に学術論文等で刊行されている臨床事例を用いた事例検討会を行う。ここでは,自身の意見を積極的に発言することを求める。お互いが自身の意見を表明することによって,自身のみでは気付くことが出来なかった臨床事例について,多面的に理解すること,また,臨床事例の背後に認められる種々の問題について,理解を深める。以上に加えて,グループディスカッションを行う。グループディスカッションでは,多職種連携,職業倫理,法的義務などのテーマの中から,実践でよくみられがちな問題点についての短い仮想例を提示する。受講生は,提示された仮想例の中での問題は何か,それはどのような点で問題となるのかについて,小グループおよび全体ディスカッションを行うことにより,深く考える力を身につける。 |
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履修条件・関連する科目 Course Prerequisites and Related Courses | | |
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成績評価の方法と基準 Course Evaluation Method and Criteria | | ディスカッションへの貢献度(質問回数,5段階評定,50点満点)を60%,期間中に行う小レポート(50点満点)を20%,最終レポート(50点満点)を20%として,総点で評価する。授業をとおして得られた知識や経験に基づいて,多面的かつ複眼的に事例について考察できることを合格の基準とする。3回以上の欠席者は「欠席」とする。 |
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教科書・テキスト Textbook | | 事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはないが、必要な資料やプリントを授業ごとに配布し、授業進度、学生の理解に合わせて適宜指定する。 |
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参考書 Reference Book | | |
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課外学習等(授業時間外学習の指示) Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours) | | 授業では時間の制約上,取り扱わない内容についても,自習しておくこと。 |
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注意事項 Notice for Students | | 本授業の受講人数は,最大30人である。登録者数が30名を超える場合は,心理行動科学実験演習3[検査法]および心理行動科学実験演習4[面接法]の成績を考慮した上で,受講人数を制限する場合がある。 |
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他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否 Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance | | |
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授業開講形態等 Lecture format, etc. | | |
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遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置 Additional measures for remote class (on-demand class) | | |
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