学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0240090
科目名 【日本語】
Course Title
心理行動科学実験演習9
科目名 【英語】
Course Title
Seminar on Research Method 9
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUPS3409J
担当教員 【日本語】
Instructor
中谷 素之 ○
担当教員 【英語】
Instructor
NAKAYA Motoyuki ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 木曜日 1時限
春 木曜日 2時限
Spring Thu 1
Spring Thu 2
対象学年
Year
3年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(社会心理行動コース・発達教育臨床コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修Ⅰ


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
 われわれは日頃相手の表情を見たり、行動を解釈することによって、その人の心理状態を推測しており、ある意味では、人はみな日々の生活のなかで素朴な観察を行っているといえる。本授業では、人間の発達と教育の過程を科学的研究法である観察法を通して理解する。心理学的研究法である観察法の基本的知識を学び、研究のための基礎的スキル(観察の方法・フィールドへの入り方と関わり方・倫理的配慮・データ収集と分析方法)を身につけることを目的とする。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
 This course deals with basic research method of observation. The aim of this course is to help students acquire the necessary skills and basic professional knowledge to conduct research in the field of psychology of education and development. It also enhances the development of students’ interest in various matters relating to education, human development, and school environment.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
受講者が以下の知識・技能,資質・能力を身につけることを目標とする。
・心理学的研究法としての観察法の基礎的な考えを説明できる。
・観察法による客観的な評価・測定の方法を説明できる。
・教育・発達のフィールド(現場)への倫理的配慮ができる。
・観察法による基本的なデータ収集を行うことができる。
・観察によるデータに基づいて、仮説を踏まえた分析・考察ができる。
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
【授業の構成】

1 授業ガイダンス
2 観察法の基礎~心理学研究法としての観察法の特徴 
3 観察テーマの討論
4 観察法実習Ⅰ
5 観察法実習Ⅱ
6 観察データの分析Ⅰ
7観察データの分析Ⅱ
8 レポート作成と発表
9 レポート作成と発表Ⅱ
10 まとめ 観察による研究からわかること
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
心理行動科学実験演習1(基礎実験法)、心理行動科学実験演習2(調査・データ解析法)、心理行動科学実験演習3(検査・測定法)
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
・評価の方法
 授業への関与度(参加・小レポート・ディスカッション等)30%
 観察実践への関与度(データ収集・分析・フィードバック)40%
 最終レポート 30%
・評価の基準
 心理学的研究法としての観察法の基本を理解している
 観察法による適切なデータ収集・分析・考察ができる
 観察法による結果を、科学研究および実践的示唆として主張できる
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しない
参考書
Reference Book
中澤潤・南博文・大野木裕明 編著 1997 心理学マニュアル 観察法 北大路書房/秋田喜代美・藤江康彦・能智正博編 2007 はじめての質的研究法 教育・学習編 東京図書 そのほか必要な資料については、適宜授業時に配布する。
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
・授業前半では、観察法のための基礎知識や研究例に関するレジメやプレゼン作成のために授業前準備を要する。
・授業後半では、実習後の観察データの文字起しや行動観察データの検討のための学習を要する(隔週の授業時間での作業を推奨)。また、グループ発表内容の検討、作成とプレゼン資料作成に準備が必要である。
注意事項
Notice for Students
・開講週は基本的に隔週程度とする。 ただし協力校・園の予定および授業の構成・進行により変更する場合がある。協力校における授業観察は6月上旬を予定。
・協力校あるいは協力園までの交通費は自己負担とする。学研災・学研賠に加入済のこと。
・心理学の基礎レベルの知識を有していること。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)