学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0250230
科目名 【日本語】
Course Title
社会行動学講義Ⅲ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Social Psychology III
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUPS3453J
担当教員 【日本語】
Instructor
高井 次郎 ○
担当教員 【英語】
Instructor
TAKAI Jiro ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
秋 木曜日 2時限
Fall Thu 2
対象学年
Year
2年
2
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(社会心理行動コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修Ⅱ


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
本講義では、「文化心理学」を取り上げ、文化がいかに人びとの認知、情動、行動を影響するのかについて検討する。進化論的な観点から、知覚・認知の文化差、価値観、社会的態度、モーダル・パーソナリティ、攻撃性などのテーマについて取り上げ、人間がおかれている環境が人びとの行動などをどのように影響するのかを追究する。この講義を受講することによって、人間の理解を一層深めるとともに、人間の多様性をより尊重できるようになることが目標である。文化的多様性が求められる現代グローバル社会に備え、人間の認知・情動・行動の文化差をについて着目し、それに対応できる姿勢を培うことの一助になることを目指している。
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with cultural psychology. We will focus on the role that culture plays in the formation of the people of a society. Evolutionary and environmental perspectives on culture will be discussed, as we explore differences in perception, cognition, values, emotions, and behaviors. Theories of cross-cultural, intercultural, and cultural psychology will be introduced. Through taking this course, the aim is to foster cultural sensitivity and relativity, and to alleviate the appreciation of diversity and differences.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
①文化的感受性と文化相対性を推進すること
②文化的多様性の受容を高めること
③文化的背景の異なる人の理解と適切な行動能力の向上
④異文化コミュニケーション能力を培うこと
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
Students will deepen their understanding of culture and its effects on people, and the process by which children are socialized into adults through culture. They will also attain greater appreciation of diversity and cultural differences. Students are also expected to gain skills toward effective communication toward those of other cultures.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
1) オリエンテーション
2) 文化
3) 文化と認知
4) 文化と価値観
5) 文化と言語
6) 文化と感情
7) 文化と攻撃性
8) 文化と道徳観
9) 集団間脅威
10) 集団間接触
11) 集団間バイアスと偏見
12) 比較文化研究法
13) 文化とコミュニケーション
14) まとめ
15) 試験
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
2年生以上。事前履修すべき科目はないが、文化心理学に興味・関心を持っている学生を歓迎する。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
授業ごとのリポートまたはクイズ(5問程度)を評価の30%とし、期末試験を70%とする。評価内容は授業内容の修得度とし、60%以上の得点・成績を収めることを単位の条件とする。
教科書・テキスト
Textbook
本講義の内容を網羅する教科者はなく、特に指定しない
参考書
Reference Book
授業ごとに、最新の論文やその他の文献を適宜紹介、配布する
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業ごとに、当該講義に関連するビデオ教材の視聴、論文の講読など適宜課す。また、次の授業のための講義ノートを事前に学習し、その内容についての質問や疑問を用意し、授業で提起する、または授業後にはTeamsにおいて当該テーマについて議論を行うので、積極的に参加することが必要。関心がある履修者には適宜Readingsを紹介する。
注意事項
Notice for Students
2年後期から履修可
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
2年生以上可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面の講義とするが、オンラインでディスカッションを行うこともある
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)