学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate		教育学部
時間割コード
Registration Code		0260161
科目名　【日本語】
Course Title		学校臨床心理学講義Ⅰ
科目名　【英語】
Course Title		Lecture on School Psychology I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code		EDUPS3541J
担当教員　【日本語】
Instructor		野村 あすか ○
担当教員　【英語】
Instructor		NOMURA Asuka ○
単位数
Credits		2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period		春 火曜日 １時限
Spring Tue 1
対象学年
Year		３年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目（発達教育臨床コース）
必修・選択
Required / Selected
選択必修Ⅱ


授業の目的　【日本語】
Goals of the Course(JPN)
多様化・複雑化する児童生徒の問題に対応するために，学校現場では心理専門家の役割が重要視されるようになってきています。本講義では，主にスクールカウンセラーの活動に焦点を当てながら，学校臨床心理学の概論を学びます。学校現場における心理社会的課題に対する関心を高め，問題解決に資する体系的な知識と技能を習得することを目的とします。
授業の目的　【英語】
Goals of the Course
This course deals with clinical psychology in schools, focusing mainly on the activities of school counselors. The aims of this course are to enhance students' interest of psychosocial issues in schools, and to acquire the knowledge and skills that contributing to solving various problems.
到達目標　【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
1. 学校臨床心理学とその近接領域に関する体系的な知識と技能を習得する。
2. 学校現場における諸問題を学校臨床心理学の視点から理解し，問題の解決に貢献しうる思考力や判断力を身につける。
到達目標　【英語】
Objectives of the Course
授業の内容や構成
Course Content / Plan
第1回　学校における心理臨床とは
第2回　学校心理臨床の歴史とこれから
第3回　スクールカウンセラーの役割と活動
第4回　スクールカウンセラーを支える法と倫理
第5回　学校臨床におけるアセスメント
第6回　学校臨床におけるコンサルテーション
第7回　学校臨床の実際（１）不登校
第8回　学校臨床の実際（２）いじめ
第9回　学校臨床の実際（３）非行
第10回　学校臨床の実際（４）虐待
第11回　学校臨床の実際（５）発達障害
第12回　学校臨床の実際（６）その他の問題
第13回　学校臨床の実際（７）緊急支援
第14回　学校臨床の実際（８）予防啓発活動
第15回　講義全体のまとめ
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
＜履修条件＞
学校における諸問題に関心をもち，臨床心理学の観点から積極的に理解しようとする姿勢をもっていること。

＜関連する科目＞
応用行動学講義I（公認心理師の職責），応用行動学講義II（関係行政論）
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
＜成績評価の方法＞
毎回の授業後に提出する小レポート：30%，期末レポート：70%

＜成績評価の基準＞
上記のうち60%以上を満たす場合に，単位を認定します。
小レポートを期限内に2/3以上提出している場合に，期末レポートの提出を認めます。
教科書・テキスト
Textbook
教科書は指定しません。毎回の授業はレジュメに沿って進めます。
参考書
Reference Book
窪田 由紀・平石 賢二 (2018). 心の専門家養成講座⑦　学校心理臨床実践　ナカニシヤ出版
日本学校心理学会 (2016). 学校心理学ハンドブック第2版―「チーム」学校の充実をめざして―　教育出版

その他の参考書は授業内で適宜紹介します。
課外学習等（授業時間外学習の指示）
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
レジュメ等を活用した復習を積極的に行ってください。
注意事項
Notice for Students
特になし
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対面で実施します。
遠隔授業（オンデマンド型）で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
大学の基準等により遠隔授業の実施が必要となった場合には，同時双方向型で行い，オンデマンド型は行わない予定です。教員への質問は，授業中・授業後もしくはTACT機能の［メッセージ］にて受け付けます。授業に関する受講学生間の意見交換は，TACT機能の［メッセージ］にて行ってください。