学部・大学院区分
Undergraduate / Graduate
教育学部
時間割コード
Registration Code
0260211
科目名 【日本語】
Course Title
医療臨床心理学講義Ⅰ
科目名 【英語】
Course Title
Lecture on Medical Psychology and Child Psychiatry I
コースナンバリングコード
Course Numbering Code
EDUPS3551J
担当教員 【日本語】
Instructor
狐塚 貴博 ○
担当教員 【英語】
Instructor
KOZUKA Takahiro ○
単位数
Credits
2
開講期・開講時間帯
Term / Day / Period
春 金曜日 3時限
Spring Fri 3
対象学年
Year
3年
3
コース・専攻等
Subject
コース専門科目(発達教育臨床コース)
必修・選択
Required / Selected
選択必修Ⅱ


授業の目的 【日本語】
Goals of the Course(JPN)
この授業では、人間の健康について、心理学的観点のみならず、医療や保健領域における身体との関連を踏まえて検討していく。心身の問題や疾患の予防、治療、健康の維持と増進について、さらにはライフイベントや災害時の心理社会的問題と支援といった環境要因との関連も含め、健康心理学の包括的な理解を試みる。 この授業を通して、人間と社会の諸問題への関心を高めることを目的とする
授業の目的 【英語】
Goals of the Course
This course deals with health and medicalclinical psychology. The aim of this course is to help students acquire the basic knowledge to understand human behaviors from health and medicalclinical psychology perspective. It also enhances the development of students’ interest in various matters relating to education, human development, and human society.
到達目標 【日本語】
Objectives of the Course(JPN)
この授業では、終了時に学生が以下の能力を身につけていることを目標とします。
・保健・医療領域でおこる問題を心理学的観点から説明できる
・健康の維持と増進に関連する心理学的要因を説明できる
到達目標 【英語】
Objectives of the Course
By the end of the course, students should be able to do the following:
・Describe and explain problems that occur in the health and medical fields from a psychological perspective,
・Describe and explain the psychological factors related to the maintenance and promotion of health.
授業の内容や構成
Course Content / Plan
授業で扱う主なトピックは以下を予定している。なお、主には教員による講義形式の授業となるが、受講者数によって小グループによるディスカッションを交えて進行することもある。
1  ガイダンス(健康心理学では何を学ぶのか)
2  ストレスと心身の疾病との関連
3  ストレスマネジメント
4  健康を取り巻く諸要因
5  臨床的問題と障害のアウトライン
6  うつ、不安
7  心的外傷体験
8   精神疾患
9   依存と嗜癖
10  自殺予防
11  身体の不調に関連する問題
12  災害時の心理・社会的支援
13  災害時の問題と介入
14  臨床心理学的接近法
15  事例検討
履修条件・関連する科目
Course Prerequisites and Related Courses
この授業のテーマに関心を持ち、意欲的、主体的に取り組む意欲のある学生を希望する。自分自身について考えたり、表現したりすることに強い抵抗感がないこと。
成績評価の方法と基準
Course Evaluation Method and Criteria
保健・医療領域でおこる問題を心理学的観点から扱う授業への関与度を40%、健康の維持と増進に関連する心理学的要因について問う最終レポートを60%として総合的に評価する。総点60点以上を合格とする。授業を3分の1以上欠席した者は「欠席」とする。その他、授業時間外の研究参加などによって発行されるクレジットも加点対象とする。
教科書・テキスト
Textbook
特に指定しないが、毎回の授業でその回に扱うテーマの資料を配布する。
参考書
Reference Book
野島一彦・繁桝算男(監)丹野義彦(編) 2021 健康・医療心理学 遠見書房
丹野義彦・石垣琢磨・毛利伊吹・佐々木 淳・杉山明子(著) 2015 臨床心理学 有斐閣
沼 初枝(著) 2014 心理のための精神医学概論 ナカニシヤ出版
課外学習等(授業時間外学習の指示)
Study Load(Self-directed Learning Outside Course Hours)
授業時間外に取り組む課題として、事業時に配布、紹介する資料や著書を読むこと。
準備学習として、事前に配布する授業内容に関する資料を読み、疑問点を明確にして授業に参加すること。
注意事項
Notice for Students
公認心理師となるために必要な科目である。
他学部生、他専攻生、他研究科生の受講の可否
Propriety of other undergraduate students, other major students, and other graduate students attendance
不可
授業開講形態等
Lecture format, etc.
対⾯・遠隔(同時双方向)の併⽤。
履修登録後に授業形態等に変更がある場合には、TACTの授業サイトで案内します。
遠隔授業(オンデマンド型)で行う場合の追加措置
Additional measures for remote class (on-demand class)
授業時に、学⽣からの質問の機会や学生同士の意見交換の時間をとる。
授業時間以外の教員への質問は、TACT機能「メッセージ」により受け付ける。